夜遊び

【青森探訪】ラストにまさかの再会!秋田さんと市内唯一の繁華街、「本町」のキャバクラを3軒巡ってきた

キャバクラ
エガワ

エガワ

人気JKブロガーとして一世を風靡した怪しい男。

俺は昨年12月25日から先月14日まで、青森の実家に帰省していた。

東北地方は相変わらず雪の量が凄まじく、寒さも東京とはケタ違いだが、やはり家族と過ごせる安心感には及ばない。

何より、生まれ育った地元には懐かしさと沢山の思い出が眠っている。

そんな青森に、秋田さんが急遽来ることとなった。

青森まで切符買ったら7枚も出てきた

というわけでいまから青森行ってきます!

りんご食べまくるぞー🍎🍎🍎🍎🍎🍎

彼は国内最大手の派遣型リフレ店、『制服オーディション』のオーナーだ。

俺が秋田さんと初めて会ったのは2015年6月の事。

ブログにて開始した記事広告に、真っ先に依頼をくれたのが彼だった。

その引き合いが縁で定期的に飲みなどに行くようになり、もう知り合ってから2年以上になる。

そんな秋田さんと、ちょうど帰省していた親友(2日目から登場)と共に地元の夜を計3日間堪能した。

1日目は、青森市唯一の繁華街「本町(本町)」を歩く。

なお、初日に訪問した店舗は全てキャバクラの為、会話(印象深かった内容のみ記載)が中心の記事となることを前置きする。

しかし、繁華街だというのに人通りが本当に少ない

1月8日の20時頃、秋田さんから青森に到着したと連絡が入り、実家の前からタクシーに乗り込む。

行き先は彼が宿泊する「ホテルJALシティ」。

秋田さんは10日に盛岡へ発つらしく、その間、俺が青森を案内することとなっていた。

待ち合わせ時刻の20時半を大幅に過ぎた21時20分、ホテルに到着。

秋田さんが降りて来るまでロビーでしばし待機する。

秋田「どうもお久しぶりです~」

江川「お久しぶりです!青森寒いですよね?」

「寒いですねー。お腹ペコペコなんで早くご飯食べに行きましょw」

秋田さんは今日、青森に着くまでご飯もお酒も我慢していたそうで、早速居酒屋へ行くことに。

目的地は、事前に目星を付けておいた居酒屋「ふく郎」。

母から教えて貰った店なのだが、ここはかなり評判が良いそうだ。

ふく郎の前に到着すると、予想外にも休業日らしく閉まっていた。

仕方なく、本町通りを歩きながら良さそうな居酒屋を探し回る。

※はしゃぐ秋田さん①

まず発見したのは「津軽海峡鮮魚店」。

その名の通り、店頭に新鮮そうな魚介類が並べられている。

早速入れるかどうか確認すると、残念ながら満席とのことだった。

※はしゃぐ秋田さん②

再び歩き出す俺たち。

しかし、繁華街だというのに人通りが本当に少ない。

俺が高校生以前の頃は、青森駅前から伸びる「新町」が一番栄えていたのだが、東京に居るうちに観光通り周辺が飛躍的に発展し、市民はそこへ集まるようになった。

今や、新町はシャッター通りと化している。

本町もその煽りを受けているのだろう。

様々な思い出が渦巻くだけに、なんとも切ない気持ちになる。

少なくとも本町の人々(特に男)は、夜の店に吸い込まれていると信じたい。

そして、脇道へ入った時に発見した居酒屋が「和や」だ。

扉を開けると店内に客はおらず、照明は一部落ち、暇すぎたのか店員らしき3人(後々聞いたが親子とのこと)がカウンター席に座っていた。

ひとまず落ち着ける場所が見つかって良かった。

席に着き、当然の如くビールを注文。

まずは乾杯する。

お腹が空いている秋田さんは、メニューを見ながらドンドン料理を頼んでいく。

ホタテ。

オレンジ色の部分は生殖巣。

焼きしいたけ。

塩を付けるとメチャクチャ美味い。

馬刺し。

飲みはコレが無ければ始まらない。

ナマコ。

コリコリとした食感がクセになる。

郷土料理、真タラのじゃっぱ鍋。

美味しいけど、タラの骨が多すぎてちょっと食べづらかった。

こんな新鮮な青森の幸を食べながら、秋田さんと近況報告などを交わす。

客は相変わらず俺ら以外に居ない為、店員さん達とも世間話をする。

おばちゃん「お兄さん、彼女さんとかはいないの?」

「居ないですねw」

「ウチの息子(店員)ももういい歳なのに、相手が見つがらなくてねぇ。誰かいい人紹介してあげでよ」

「むしろ僕のほうが紹介して欲しいですよw」

他愛もない会話だが、外の寒さとは裏腹に東北人の温かさを感じる。

そんな店だった。

「どうもご馳走様でした!」

約1時間後、会計をして退店。

エネルギー充填完了。

本番はこれからだ。

1月8日23時~同日深夜3時半:秋田さんと本町の夜歩き

和やを出た俺たちは、候補店選びのために無料案内所へ向かった。

ド派手な赤髪の兄ちゃん(スタッフ)が、入口で暇そうに携帯を弄っている。

案内所に入り、まず1軒目は彼オススメのキャバクラへ行くことに。

本命は和風キャバクラの『乙姫』だったが、残念ながら今日は休業日らしい。

赤髪の兄ちゃんが呼び寄せたキャッチを引き連れ、いざ夜遊びへ出陣。

到着したのは、色々なキャバクラ・クラブが入居する「MT本町ビル」だ。

1軒目.ニュークラブ『SHERYL(シェリル)』評価:★★★★☆

最初のキャバクラは同ビル1階にあるSHERYL。

料金は1セット60分1人5,000円、2人以上で1人4,000円。

その上、今回はキャッチが70分4,000円としてくれた。

安い…安いぞ青森。

あとはロリ巨乳が居たら文句なし。

マンツーマンの接客となり、1人目に付いたコは巨乳でモデル系だった。

と言うか、このルックスで東北訛りはグッとくるわ。

会話は記憶が曖昧なので全カット(2軒目から本気出す)。

秋田さんに煽って頂き、モデル巨乳のLINEをゲット。

セット時間中に女のコが何人か変わったが、後半はもはや覚えていない。

女のコのドリンクを数杯入れ、会計は1人5,635円の計11,270円。

最初に巨乳嬢が付いたこともあり、なかなか満足度は高い。

退店後、待ち受けていたキャッチに

「ロリ巨乳がいるキャバクラ行きたい!」

と伝え、2軒目へ。

2軒目.キャバクラ『LIBERT'E(リベルテ)』評価:★★★☆☆

※看板撮影し忘れた。

店内に入ると、比較的多くの客に対して嬢が4人しかおらず、マンツーマンではない席もある。

明らかに女のコが足りていない。

やはり、本町通りを歩く男たちはキャバクラに集まっているようだ。

秋田さんとL字型のソファー席に着き、雑談をしていると、女のコがやって来たので間に座って貰う。

後から入店した俺たちは当然ながらマンツーとはならず、2対1で飲むこととなった。

1人目のコは比較的ロリ巨乳だ。

いいぞキャッチ。

彼女とは秋田さんも交えて恋愛トークになり、大いに盛り上がりLINEもゲットした。

そしてロリ巨乳が席を立ち、次に付いたのはモデル系だが見るからに貧乳のコ。

彼女とも恋愛トークの流れになる。

モデル貧乳「お兄さんのタイプはどういうタイプなの?」

「13から15歳(即答)」

「ちょww」

「それヤバイねーw」

「ちょっと待って、だってお姉さん13から15じゃないしまずw」

「あ、確かに確かに。そうっすねーw」

「ちょっと待ってゴメン、ロリコンほど女にウケ悪いものないからw」

「アハハハハwww」

「ドン引きしてるから、ゴメンねw」
「今の(タイプの年齢の)話はナシで、ぶっちゃけて言うと18から20半ばぐらい」

「お姉さん綺麗じゃん、可愛いじゃん、素敵じゃん、顔ちっちゃいし」

「でももうギリってか多分アウトなんだろうね。今25でさ、もう年明けちゃったから今年26なの」

「でも26はちょうどいい歳でしょ」

「そうなの?w」

「アハハww歳以外の要素は?」

「童顔巨乳(真顔)」

「ハハハハwwww」

「どれも当てはまらながったんだけどwww」

「マジゴメンね、マジゴメンww」

「アハハww付く女のコ間違ったねコレねw」

「でも童顔っつーかモデル系だもんね」

「基本実年齢より上に見られるもんね」

「てか何カップ?何カップ?何カップ?(食い気味)」

「AAAA、Aカップww」

「Aカップ!?マジ?」

「全然巨乳とかけ離れちゃってるねw」

「マジゴメン、ホントゴメンww」

「いやでもまぁ、(女は)乳じゃないから」

「そうなの?w」

「巨乳好きって言ってる人は多分、Aカップはキツイよね?」

「いや、でも結局内面だから」

「でもお兄さん何カップがいいの?」

「FカップFカップFカップ(食い気味)」

「あ、ヤバイねwほど遠いねww」

「それイジメだよw可愛いんだからイジメないでww」

「アハハwwFはどう頑張っても無理だね、手術してもFにはなれないがもね」

「そうなの?」

「Aカップじゃ、何回やんなきゃいげないのーだよね」

「何回もやればFカップいけんの?」

「体ガッタガタになりそうだけどねw」

「AからFはしんどいねw」

「だいぶ上げなきゃダメだがらね」

「そうだな…5段階ぐらいか?」

「あんまイジメないであげてww」

「ハハハwww」

貧乳イジってゴメンね。

「青森に面白い所ないんすか?」

「面白いとこ?」

「相席バーとか」

「ないないない。相席バーなんてないね、それっぽいのもないし」

「無いんだ。相席バー江川さん大好きなんだよw」

「青森で繁華街っつったら本町ぐらいだもんね」

「うん。でも青森人いないからね」

「全然人歩いてないもんね。ガールズバーとかって無いの?」

「ガールズバーもあったんだけど、なくなった」

「へー、そうなんだ」

「なんか青森はガールズバーより、キャバクラのほうがまだ需要があるみたいで」

「そうか、悲しいなー」

こんな話をしていると時間になり、ボーイから声が掛かる。

60分セット+2人の女のコに1杯ずつドリンクを入れて、1人4,500円の計9,000円(領収書は1枚しか切れなかった)。

さすがにここ安すぎないか?w

ただマンツーじゃなかったから評価は★3かな。

ブレイクタイム:キャッチとの会話

外に出ると店内との激しい温度差を感じるが、酒で火照った体にはちょうど良い冷気だ。

そして、待ち受けていたのはまた別のキャッチだった。

キャッチ「次のお店は?」

「いや、おっぱいを揉みたいんですよね」

「唯一のおっパブが今日やってないんで」

「唯一なんだ」

「はい、1軒しかないんすよ」

「唯一のおっパブってどこっすか?」

「ドロップ(DROP)ってとこです。でも今日休んじゃってるんで、おっぱい触れるとこないんですよね」

ちなみに『DROP』は親友と乙姫に行った際、あまりにもムラムラして1人で特攻した。

「いや~おっぱい揉みたいなぁ~」

「ハハハハww酔っ払っちゃってダメだこれw」

「ハハハw」

「最初そんなこと言ってなかったのに2軒飲んだらこれだよw」

「まぁいいじゃん。普通に飲み行こ、ラス1。(お兄さんの店は)いくらっすか?」

「あ、60分4,000円です」

「(料金は)どこも一緒なんだ。可愛いコ付く?マンツー付く?」

「はい、大丈夫です」

到着したのはMT本町ビルと同様、夜の店が軒を連ねる「ジャスマックビル」。

目的の店はこのビルの5階にあるらしく、エレベーターに乗り込む。

「いや~メチャクチャ揉みたいなおっぱい」

「ハハハハwwwそんな揉みたい?wそりゃ揉めるんだったら揉みたいよw」

「おっぱい揉めるとこは今日はないっすねwぶっちゃけおっぱいパブよりはメンツはかなりいいんでw」

こんなやり取りをしつつ、最後のキャバクラにGO。

3軒目.まさかの再会、『club Mellow(クラブ メロウ)』評価:★★★★★

店内に入ると、浜崎あゆみのappearsが流れていた。

懐かしいな…中学の頃に友達からあゆとかGLAYとかのCDを借りて、カセットテープに録音させて貰ってたっけ。

そんなことを思い出しながら、秋田さんと逆L字型のソファーに座り、まずはビールを注文。

前2軒の店や女のコのことなどを話す。

そのうち、

「お願いしまーす」

の声と同時に2人の嬢が席に着いた。

秋田さんの目の前に座ったコは俺と同い年くらい、もう1人は20代前半あたりのおっとり系女子だ。

すると間もなく、同い年くらいのコからこんな言葉が飛び出した。

「(俺を)知ってる、多分今年31でしょ?」

「え、なんで知ってるの?」

「だって家近いもん、○○(町名)でしょ?」

不意打ちだった。

こうした店で「誰かに似てる」という話題は多いが、「知ってる」と言われる事は少ない。

しかも実家の場所まで当たっている。

俺は毎年末に帰省する際、恒例として地元の友人などとキャバクラ巡りをするのだが、その時に会ったコだろうか?いや…見覚えは無い。

「え、岳光(たけみつ)だよね?」

下の名前を呼ばれ、言葉に詰まった。

と同時に、脳内で大学・高校・中学校・小学校と記憶を遡る。

そして、思い浮かんだ名前に彼女の顔を当てはめていくが…やはり一致しない。

謎は深まるばかりだった。

「俺気にしないでいいから盛り上がっていいっすよw」

「?」

「でもさ、そんな昔話とか全然ないんだって」

「マジでなんで知ってるの?」

「え、だって顔変わんないがら」

「同級生とかじゃないの?気になる気になる」

「俺も気になる、Y中(俺の出身中学校)?」

「Y小Y中。岳光全然変わんないね、背が伸びただけ」

「ハハハwww良かったじゃんこんなとこで巡り合えて」

「名前は?」

「X」

「マジか!Xか!!」

記憶が完全に蘇った。

Xは中学時代に不良グループに属しており、クールで高身長、そしてギザギザの裾のジャージ(当時、不良の間で裾をハサミで切るのが流行っていた)を穿いていたのが印象に残っている。

俺は彼女と会話をしたことは少ないものの、紛れもなく小中を共に過ごした同級生だったのだ。

髪色や化粧などで見た目がかなり変わっていた為、すぐに名前が出てこなかった。

その点は申し訳なく思う。

X「家近いでしょ?よくT(幼馴染み)と帰ってだもんね」

「そうそうそうそうw」

「まぁ立派に育ったんで」

「立派になんが標準語喋ってる。なんで標準語なの?」

「いやもう東京に染まっちゃったんで」

「あぁ、かぶれでまったんだ」

そう言われると返す言葉が無い。

「何やってるの?東京で」

「今東京でパソコン使った仕事してる」

「へー、今日は(秋田さんを)連れで来たってこと?」

「そう、来てくれて、東京から」

一瞬で酔いが冷めた。

まさか最後の店で同級生と再会するとは…。

「マジか、会うとは思わなかった」

おっとり「でもあるよー、同級生にバッタリこういう所で会っちゃうの」

「凄い懐かしい感じがするよねw」

「そうそうwだけども「誰だろこの人?」っていうパターンだと困るw」

「確かに、今メッチャ動揺してるわ…w」

「大丈夫だよ、落ち着いてこw」

「久しぶりに会ったし、じゃあ頂くね1杯w」

「全然いいよw」

「ハハハww」

思い出話に花を咲かせるうち、女のコ達のドリンクが届いた。

そして、

「久しぶりの再会に乾杯!w」

と4人でグラスを突き合わせる。

これほど不思議な感覚の酒の場も珍しい。

「X中学生ぶりだから、15年くらいか」

「へー、全然会わないの?俺も(同級生とは)会わないなでも」

「私も全然会わない」

「X結婚してんの?」

「してない、してだらいないw」

「ぶっちゃけて言うなら、彼と結婚して欲しいっす」

「私が?ちと江川はヤダわw」

「なんで?ww」

「わや(メチャクチャ)ウゲるwww」

「ウチ結構名字にこだわり持つタイプなんだってw」

「名字がイヤなの?彼がイヤだとかじゃなくて?w」

「岳光じゃないw」

ちょっとホッとする。

「ウチさ、スゲー岳光で記憶に残ってんのはさ、なんか水疱瘡(みずぼうそう)になってさ小学校ん時に。口の中にもわや水疱瘡みたいな口内炎できで、わや学校休んでだのを記憶してる」

「アハハハwww」

「学校休んでんのを記憶してんのかwww」

「なんか連絡帳届けてみたいなこと言われたんだけど、Tのほうが近いじゃんって言った記憶あんだってw」

「あどさ、なんかシンガポール行ったよね?」

「行った行ったw」

「ウチさ、それで岳光にさ、「シンガポールってゴミ捨てたら罰金なんだよ」って教えられて、未だにそれ喋ってるもんw」

「マジかww」

「いいなー、なんかそういう話できるの羨ましいわー」

父は幼い頃、家族で定期的に海外旅行へ連れて行ってくれていた。

その癖、今の俺は飛行機恐怖症なのだが。

「いやー、ビックリしたなぁ」

「全然来るよでも同級生」

「誰来る?」

「えーとね、BとHとか」

「マジか!アイツら真面目そうだから、全くそういう店行かなそうなイメージだけどw」

「ウチさ、小学校ん時Hのことわや嫌いだったんだって」

「え、なんで?」

「その理由が、アイツ魚介食うと吐ぐんだって」

「wwwww」

BとHとも小中同じで、中学では一緒にサッカー部に所属していた。

Xによると、Bはお坊さんになったらしい。

「今彼女いないの?」

「いや全然、出来る気がしない」

「何年いないの?」

「半年ぐらい」

「半年だったら全然いいじゃん、下は何歳までイケる?」

「13(即答)」

「え?13!?」

「ハハハハハwwwだからモテないんだよーw」

「ガチで言って、引かないがら」

「ガチで言うと、マジで13からイケる」

「引いじゃったわ、引かないって言ったけどwヤベーよ、ロリコン過ぎるよ」

「逆になんか同級生にそこまで言えるのカッコイイっす、俺言えないw」

さすがにぶっちゃけ過ぎた感が否めない。

「しっかし、今昔の友達と会うって事はまずないからなぁ。と言うかもう疎遠だし」

「ウチのほうが友達いないよ、高校行ってないし」

「行ってないの?」

「行ってない。だから友達がそこから増えていない」

俺自身、昔の友人とはほとんど連絡を取っておらず、未だに付き合いがあるのは親友を含めて数人程度。

今の仕事を始めてから感じるのは、『タメ語で話せる人が少ない』という事だ。

基本的に同業者や取引先の方々とは初対面から関係が始まる為、例外なく敬語になる。

特に取引先とのメールは、堅苦しいビジネス文のラリーでしかない。

そして、必然的に歴史が浅い。

だからこそ、Xと再会して旧友の大切さを改めて知る。

過去を共有でき、語り合える相手の貴重さを。

例えその場がキャバクラでも、俺にとってこの店は十分居心地の良い場所になっていた。

「中学出てからどうしてた?」

「えーっとね、なんか色々プラプラして、パチンコずっとやって」

「パチンコ?」

「パチンコでご飯食ってで」

「マジで?」

「そん時の彼氏がパチプロだったから、一緒に連れてかれで毎日台打って。19からこの仕事」

「マジか、メッチャ早いな」

「だがら3年か4年ぐらい、カスみてぇな生活してた」

「俺のほうがカスみたいな生活してたけどな、雀荘で働いてたし」

自分の道を決めるのは、あくまでも自分だ。

Xはキャバ嬢だが、俺とて今はこのゲスブログを運営して生活している。

何歳だろうと何をしていようと、犯罪じゃない限り、食えているなら誰にも文句を言われる筋合いは無い。

Xの現状が分かったことは、純粋に嬉しかった。

このタイミングで、Xがボーイに呼ばれる。

「X、場内できないの?」

「できるけど」

この店では、Xにずっと付いて貰いたいと思った。

それほど彼女と交わす懐かしい会話は格別だった。

「じゃあ場内で」

「ありがとう、じゃあタバコ持って来る」

Xが席を立った時、あゆのSURREALが流れた。

大人になってからの複雑な今とは違い、昔はシンプルで本当に楽しかった。

クラスメイトと共に学び、ただ遊んでいるだけで言い知れぬ充実感があった。

あゆと同様、過去の記憶のままで止まっている同級生だちも、皆それぞれの道を歩み、日々を生きているのだろう。

少なくとも、Xと会えた事は今日一番の収穫だ。

俺ももっと頑張らなければ…そう思った。

最終的にこの店には2時間ほど滞在し、支払いは1人13,000円の計26,000円。

思い出はプライスレス。

Xが居るclubMellowは当然ながら★5。今回訪問した中でも特に印象に残る店となった。

退店後、今夜のキャバクラ巡りの余韻に浸りつつ秋田さんとタクシーに乗り込む。

彼をホテルに送り届けて実家の住所を告げ、そのまま俺はつかの間の眠りに就いた。

本町巡りの4つの発見

初日は秋田さんと本町の夜を歩いたが、非常に感慨深い探訪となった。

特に最後の店では思わぬイベントが待ち受けており、地元の魅力を再認識した次第だ。

本項にて、今回発見した本町のポイントを以下にまとめる。

発見① キャバクラの基本料金は1セット4,000円から、コスパ良し

本文中に記した通り、本町(青森)のキャバクラは東京に比べてかなり安い。

道中のキャッチによると、基本的にはどの店も1セット5,000円、2人以上の利用なら1人4,000円が相場との事。

また、女のコのドリンクも1杯500円~1,000円程度なので、財布に優しいエリアと言える。

今回の夜遊びで俺が支払った総額は、1軒目が5,635円、2軒目が4,500円、3軒目は延長して13,000円の計23,135円(ドリンク代も含む)だ。

コレを東京の料金と比較すると、青森のコスパの良さが分かるだろう。

発見② 青森のキャバ嬢はスレていない「温厚なプロ」

俺は仕事仲間とたまに夜遊びをするが、正直なところ東京のキャバクラはさほど面白味がない。

その場限りの空っぽな会話、ドリンクを断ると途端に接客が悪くなるなど、そうした都会ならではの“スレた嬢”が多いからだ。

一方、本町のキャバ嬢からはなんと言うか、会話や態度の節々に『人の情』が感じられた。

東京の夜嬢を「集金マシーン」「冷徹なプロ」と表現するなら、青森の夜嬢は「温厚なプロ」だろう。

俺の地元だからそう思うのかもしれないが、あなたが青森を訪問した際は、ぜひ本町のキャバ嬢と酒を酌み交わして欲しい。

東北娘たちの訛りに、客をもてなす姿勢に、東京には無い心の温もりを得られるハズだ。

要するに素人最高。

発見③ ボッタクリの心配無用、存分に夜遊びを楽しめ

東京、特に新宿や池袋ではボッタクリが跋扈している。

街中の看板やスピーカーなどにより注意喚起がなされ、近年は警察も取り締まりを強化しているが、被害者は未だに後を絶たない。

事実、俺は過去三度ボッタクリ店に引っ掛かっており、中でも新宿のキャッチには計り知れない恨みがある(自業自得だけど)。

だからこそ、東京では「キャッチを信用するな」が定石となっている。

しかし、本町ではその心配は無用だ。

少なくとも俺が毎年末に帰省してキャバクラ巡りをする際、一度もボッタクリに遭った事はない。

無料案内所やキャッチを利用し、安心してコスパの良い夜遊びを楽しんで欲しい。

発見④ 抜ける店はわずか、ムラムラしたらデリヘルが定番

道中「おっぱい揉みたい」を連呼した俺のように、キャバ嬢と話すうちにムラムラしてしまう読者は多いだろう。

東京ならヘルス・ピンサロ・ソープなどの選択肢があるが、残念ながら本町には抜ける店が非常に少ない。

道中のキャッチによると、“キャバクラ以上の店”としては『DROP』と言うおっパブが1軒しか無く、一応本サロ(店名は不明:本番可能なピンサロ)はあるものの、深夜帯はほぼ営業していないとの事だった。

もしあなたが本町を巡って放出したくなったら、ホテルにデリヘル嬢を呼んでスッキリしよう。

まとめ

青森探訪はいかがだっただろうか。

共に冒険してくれた秋田さんと、長文・駄文を読んでくれた読者に心から感謝したい。

冬の本町…そこは、寒さから逃れるように客が嬢の熱気を求める場所だった。

俺はまた年末、誰かと青森の夜を歩き、また地元の新たな魅力を知るのだろう。

読者も青森を訪問する機会があったら、本町の夜遊びを楽しんで頂きたい(ただし、冬に来るのはオススメしない)

もしこの記事に俺と小中一緒の同級生が辿り着いたなら、Xの在籍する『clubMellow』をぜひ訪問して欲しい。

彼女との会話は、俺にとって最高の酒の肴だった。

たまには思い出に浸り、日々の喧騒を忘れることも大切だ。

ただ、1つだけ心残りがある。

XのLINE聞き忘れた。

次店行った時に絶対聞こう…。

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