接待・付き合い・趣味。
男達はさまざまな理由でキャバクラ遊びを嗜む。
しかし、キャバクラは決してキレイな女性と楽しく飲めるだけのお店ではない。
この記事では、キャバクラ店で起きた怒り・恐怖、エッチな体験談を紹介する。
体験談① とあるキャバクラへの怒り「不公平じゃねーか!」
一人キャバが余裕で行けるようになってきた今年の夏。
(この嬢は俺に惚れてるなあ)
(早く一発やりたいなあ)
(でも毎回断られるのは不思議だなあ)
(でも毎回家に弟が遊びに来てるんだから仕方ないなあ)
お気に入りのキャバ嬢を指名しつつ、純粋にキャバクラを楽しんでいた。
週末は忙しいので、平日の店内が空く時間帯を選んで通っていた。
そんなある夜。
「もー!しつこい!」
隣の席でキャバ嬢の悲鳴が聞こえた。
その声に釣られて、俺も含めた他の客たちがその席に目をやった。
50代くらいの素敵なおじさんが完全に酩酊状態で、しつこく嬢のおっぱいを触ろうとしていた。
髪はロマンスグレー、高級そうなスーツ。
見た目は会社役員のような上品な身なりだった。
その素敵なおじさんが酒に飲まれ、欲望のおもむくままに嬢の乳を触っていたのだ。
キャバ嬢は必死に避けつつ笑顔を作り、話題を変えたり、お酒を作ったりしていたが、効果は無かった。
そして、嬢が素敵なおじさんの両手を掴み、自分の膝に置いて
「ここで我慢しなさい!」
と言った。
素敵なおじさんは、
「ここじゃ我慢できーん!」
とスカートの中に手を突っ込もうとした。
気が付くと俺は口に出していた。
「おい!ふざけんな!」
俺は普段、あまり感情的になることは無い。
しかし、どうしても止められなかった。
そして俺は睨みつけた。
店内はシーンと静まり返っていた。
俺の睨んでいた方向が、素敵なおじさんではなく、ボーイだったことに違和感があったのだろう。
俺は続けて怒鳴った。
「こないだ俺が、この子のおっぱい触ろうとしたら飛んで来たじゃねーか!」
俺も酔っていた。
店内は失笑。
俺に付いていた嬢に、頭をスパーンと叩かれた。
その後、
「あの素敵なおじさんは、普段からすごいお金を落としてくれるお客さんだから大目に見られてるんだよ」
ボーイに連れ出された店外で、嬢から教えてもらった。
資本主義社会に負けた一夜。
でも外で嬢におっぱい触らせてもらった。
体験談② 自動延長キャバクラの恐怖
これは3年ほど前、雀荘で働いていたころのお話。
その店では昼番と夜番があり、俺は昼番の10時~20時勤務だった。
俺の自宅は八王子で、勤務先は池袋なので、どうしても帰るのが面倒くさくなったりする。
そのときは、店の社員の寮に泊めさせてもらっていて、バイト(客と麻雀を打つ遊び)終わりには同僚とキャバクラやガールズバーに行っていた。
ちなみに、俺はよく1人でもキャバクラに行くのだが、今回はそのときの悪夢のような失敗談だ。
バイトが終わったあと、いつものように同僚Nさんに声をかけた。
「Nさん、今夜キャバどうっすか??」
「あー悪い、今日は疲れたんだわ。また次行こうぜ」
Nさんに断られてしまったが、どうしてもキャバクラに行きたかった俺は、1人で突撃することを決意する。
池袋の路上を適当にブラブラしていると、狙い通りキャバクラのキャッチに声をかけられた。
「お兄さんお兄さん!これからキャバどうっすか!?可愛い娘揃ってますよー♪」
なんともありがちな誘い文句。
いつもなら無視だが、今日の俺は行く気マンマンだ。
「新規なんですけど、いくらですか?」
「今日は5,000円ポッキリでご案内しちゃいます!」
「今手持ちあんまないんで、3,000円に負けて下さい」
「3,000円はキツイっすよーお兄さん!」
「3,000円だったら絶対行きます、ええ間違いなく」
「じゃあ乾き物とサービスビール付けるんで、4,000円でどうっすか!?」
「4,000円だったら行きません、せめて3,500円にして下さい」
「うーん…わかりました!3,500円とオプション付けてご案内しますよ!」
こんな感じの、あまりにもセコすぎる交渉でなんとか値切りに成功し、21時にキャッチと共にキャバクラへと向かった。
そこの店はかなり豪華な造りだったのだが、店名は忘れてしまった。
まず席に案内され、ボーイがサービスビールと乾き物を持ってきてくれた。
「本日はご来店誠に有難うございます。当店は自動延長システムになっております。
スタッフは経過時間をお教えしませんので、お客様には各自でお時間の管理をお願いしております」
この時点でかなり嫌な予感がしたのだが、「まあ大丈夫だろう」ととりあえず承諾しておいた。
しばらく待つと可愛い女の子が登場、自然にテンションが上がってくる。
ビールと焼酎を飲みながらその娘と話しているうちに、物凄く良い気分になってしまった。
そのときはすっかり自動延長のことなど忘れて、飲んで喋ってたまに触っていると、もうどうでもよくなってきていた。
ふと思いついて、何気なく携帯の時計を見る…。
『01:30』
(゚Д゚)?
((((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガク
ここに入店したのが21時ころだから、実に4時間以上もお邪魔していることになる。
驚愕の事実を知って軽く錯乱した俺は、顔面蒼白でボーイを呼び出した。
すると、ドヤ顔で颯爽とボーイ2が登場。
「もう4時間以上も経ってるんですか!!?」
「さようで御座います」
「ななな、なんで教えてくれなかったんですか!!?」
「別のスタッフが、すでに自動延長についてご説明させて頂いたかと」
「マジで教えてくれないとは思わなかったんですよ!!」
「何度も言いますが、すでにご説明しております。どうされますか?」
「カエルカエルカエルカエル…帰る!!!」
「それでは、こちらがお会計になります。
本日はご来店、誠に有難う御座いました」
大量の冷や汗をかきながら、恐る恐る会計を見ると…▼
(´;゚;ё;゚;)
思わず、その場で意識を失いそうになった。
もちろんそんな現金は持ち合わせていなかったので、泣く泣くクレジットカードで支払い即退店。
呆然としながら無気力で歩く帰り道、池袋の風がこんなにも冷たく感じられるのは初めてだった…。
ていうか、あそこで払えなかったら俺どうなってたんだろうね。
体験談③ キャバクラ嬢とのエッチ体験談
私、はっきり言ってモテません。
彼女がいる時は結構長続きするんですが、なかなか付き合うまでが大変なんです。
では、彼女がいない時の性欲はどこで発散していたか?
自己処理か風俗に限ります。
基本奥手なので、仲良くなった子とか、合コンで一夜限りの経験とかは有りません。
願望はかなり有りましたが(笑)
いい感じの子とも、いい感じで終わってしまうタイプ(泣)
そんなある日、会社の先輩に連れられてキャバクラへ行った時のことです。
意気投合した子とアドレスを交換しました。
貰ったアドレスには必ず一度はメールしなきゃダメだと思っているので、早速帰りがけにメールしました。
それから頻繁にメールのやり取りをするようになり、今度会おうという事に!
こんな展開初めてだったのでドキドキしましたが、新宿のタイ料理屋でご飯を食べてお酒を呑み、二件目に居酒屋へ行きました。
二人ともベロベロになってしまい、帰ろうと外へ出たら彼女が腕を組んできて、大きな胸が肘にバシバシ当たるのを感じました(フラフラでしたので)。
僕のあそこも大きくなってきているのを感じました。
『これは絶対誘ってる』と直感し、思い切って「どこか泊まってく?」と誘ったのが功を成します。
「うん」
ホテルへ入り、盛り上がった僕らはお風呂にも入らず求め合いました。
顔はさほど好みではない感じの普通の子でしたが、“キャバクラ嬢とのエッチ”というシチュエーションに燃えに燃えたのを覚えています。
その子とエッチしたのは一度だけでしたが、何度か飲みには行きました。
後にも先にも、風俗以外でエッチしたのはその子だけです(割り切り除く)。
もうお金も無いし、自由も無いから、こんな体験できないんだろうなぁ。
まとめ

キャバクラは確かに楽しいが、自動延長システムの店だけは本当に気を付けてほしい。
いや、冗談とかじゃなくマジで本気に。