友人が出会い系でいい思いをしたと聞いて、僕もやってみようと思ったのは単なる気まぐれからでした。
友人に教えてもらったPCMAXにアクセスすると、アダルト掲示板の「スグじゃないけど」に興味をそそる書き込みを見つけました。
『わけありだけど』
わけありってお金のことかと思ったのですが、違うようです。
女は美奈(仮名)といって25歳でした。
初めまして、美奈です。今日はご苦労様です

メールでは何も教えてくれず、とにかく会いたいというので、会うことにしました。
プロフィールを見るとバスト83センチ、写真はAKB48の誰かに似ていて意外と美人です。
約束の時間ぴったりに彼女は現れました。
白のブラウスにジーンズが細い足に似合っています。
肩まで伸びた髪は染めていなくて清楚なお嬢様という感じでした。
こんな子が出会い系でゲットできるなんてツイてます!
少々話が出来すぎてるなと不安を感じつつ、喫茶店で話をすることにしました。
美人局の可能性もあるので、まわりに怪しい男がいないか見回しながら、いちばん奥のテーブルに壁を背にして座ります。
ここなら店の中はすべて見渡せます。
僕たちは軽く自己紹介してコーヒーとミルクティーを頼みました。
ノーブラなのか、美奈が体を動かすたびに、豊かなバストが揺れて僕の股間を直撃します。
僕は美奈の顔と胸を交互に見ながら会話しています。
普通だったら女性に対して失礼な態度ですが、出会い系ですからこれでいいと思っています。
僕たちはセックスを前提に会っているわけで、30分後にはベッドで抱き合っていてもおかしくないのです。
美奈も僕の無遠慮な視線に不快な素振りは見せませんでした。
少し話が途切れたとき、美奈は携帯を出して「もうひとり呼びたい人がいる」と言ってどこかに電話をかけました。
やっぱり美人局かと緊張が走ります。
僕の心配をよそに、彼女は誰かと話をしています。
携帯から聞こえるのは女の声だったので、僕は少し安心しました。
電話の相手は店のそばにいたようで、携帯を切るとすぐやってきました。
痩せた女は入口で立ち止まり、店の中を見回してこっちに歩いてきます。
髪はオカッパで、流行遅れの花柄のワンピースを着ていました。
僕の前に座っていた美奈が隣の椅子に移り、入ってきた女をそこに座らせます。
美奈が「挨拶して」
と言うと、
「初めまして、美奈です。今日はご苦労様です」
女はそう言って挨拶したのです。
ワケありというのはこういうことだったのか
「は、どういうこと?」
僕は2人の顔を交互に見ました。
「すいません、本当はこっちが美奈なんです」
美奈だと思っていた女が申し訳なさそうに言います。
「じゃあ、あなたは?」
「加奈といいます。美奈は私の姉なんです」
どういうことだかまだ理解できませんでした。
加奈が続けます。
「美奈は軽い欝で引きこもりなんです。そのため彼氏もできなくて、こうして出会い系で相手を探しているんです」
「それって、結婚相手ってこと?」
「できればそういう人が見つかればいいなと思っています」
美奈は僕たちの話をよそに、携帯をいじりながらメロンソーダを飲んでいます。
僕は、本当は欝とは違う病気かもしれないと思いました。
姉妹はときおり見つめ合って笑っています。
「姉はあなたを気に入ったようです。よかったら姉とホテルに行っていただけませんか」
「あなたは姉思いの妹ってことですか」
「そう言っていただけるとうれしいです。で、ご返事は?」
「うーん」
「だめですか」
「僕はあなたとエッチできると思っていたからねえ」
僕は無遠慮に加奈の胸を見て言いました。
「すいません。だめならしかたありません」
「いや、だめとは言ってません。いいですよ、お姉さんに気に入ってもらえたのなら光栄です。行きましょう」
「ありがとうございます、あの、もうひとつお願いなのですが、私も一緒に行ってかまいませんか?」
ワケありというのはこういうことだったのかと、このときわかりました。
「いいですよ」
ここまできて断るわけにもいきません。
僕は妹の願いを聞き入れることにしました。
僕はこうして、妹の見ている前で姉とセックスするという珍しい体験をすることになったのです。
何とかして加奈を抱けないか
ホテルに着くと美奈が先にシャワーを浴びます。
彼女はこういうことに慣れているのか、初対面の僕の前でも平気で裸になりました。
20代のはずなのに、中学生みたいな体つきでした。
乳房も小さく肋骨が浮き出るほど痩せています。
美奈がシャワーから出ると今度は僕が入ります。
服を脱ぐと加奈は目を伏せましたが、美奈は興味深げに股間で揺れる物体を目で追いかけます。
僕は戦闘態勢に入った股間の武器を姉妹に見せつけるようにして、シャワールームに向かいました。
僕は美奈とセックスする以外にまだ何かを期待していました。
そうなんです。
何とかして加奈を抱けないかと、そればかりを考えていたのです。
ベッドに戻ると普通にセックスが始まりました。
ただ違うのは加奈がそばにいることでした。
美奈はキスするとうっとりした表情になり、乳房の愛撫に喜びの声を上げました。
体つきが幼いことと加奈がいることを除けば、普通の女を抱くのと変わりませんでした。
正常位で挿入すると、トロンとした目になって喘ぎます。
体つきはともかく、セックスに関してはもうすっかり大人でした。
美奈は荒い息をしていましたが、僕の背中にまわした手に力を込めて、「イクうっ」とうめいて絶頂を迎えました。
僕も続けて射精しましたが、見られてるからいつもより興奮したと加奈に言うと、少し困ったような顔をしました。
加奈も僕たちのセックスを見て興奮しているようでした。
少し休憩して今度は美奈を僕の上に乗せます。
美奈は自分で腰を振ってすぐにイってしまいました。
加奈はテレビを見ていましたが、見ているふりをしているだけなのはわかりました。
僕たちのセックスが気にならないはずがありません。
僕は加奈に見せつけるように、美奈を下から突き上げました。
2度目のセックスが終わったあと、美奈がシャワーを浴びているときに加奈を誘ってみると、「あとで電話します」と事務的な返事が返ってきました。
その夜加奈から電話があり、今度は2人だけで会うことになりました。
きっと姉の相手をしてくれたお礼のつもりなのでしょう。
僕は加奈の素晴らしい体を思う存分味わいました。
加奈は、小さいとき美奈とテーブルの上に乗って遊んでいて落ちたことがあると話してくれました。
そのとき美奈は頭を強打し肋骨を骨折したのですが、加奈は美奈の体がクッションになって無傷だったそうです。
美奈の欝と引きこもりがこのときの怪我と関係があるのかどうかはわかりませんが、加奈は責任を感じているようでした。
まとめ

その後この姉妹とは何度か会いましたが、いつの間にか自然消滅しました。
姉と結婚する気がないなら、いつまでもこの姉妹と関わってはいけないと思ったからです。
サイトにはあの「ワケあり」のメッセージがまだ載っています。
姉思いの妹は、いまでも美奈のために体を張っているのかもしれません。