刺激的な時間を過ごせる「ハプニングバー」
会員制のお店ということもあり、事前に知ることができる情報はかなり少ないです。
来店したことがないと、何となく行くのが不安ですし、怖いイメージを持ちやすいですよね。
今回は、10店舗以上のハプニングバーを体験した私が、ハプニングバー初心者が知っておきたい情報をまとめました。
ハプニングバーは情報を知っていけば決して怖くなく、単独でもカップルでも楽しめるお店です。
ハプニングバー初心者の方は、ぜひご参考ください。
目次
ハプニングバーとは
ハプニングバーとはその日店に居合わせた人達が「ハプニング」を楽しめるお店です。
ハプニングとは、セックスのことを指します。
つまり、ハプニングバーはその日お店にいる人と合意の上で性行為を楽しめるお店です。
あくまでもその日限りのハプニングを楽しめるお店で、出会い目的での利用は禁止されています。
たとえ店内で気になる異性がいても、店の外で口説いたり、連絡先を交換したりすることはできません。
店内の様子

「RUSK」HP店内写真
ハプニングバーの店内ですが、お客さんや店員は普通っぽい人が多いです。
「タトゥーめっちゃ入った怖い人に絡まれたらどうしよう…」
これは、私がハプニングバーを訪れる前に思っていた不安でした。
ハプニングバーと聞くと、完全なる非日常で、あやしい雰囲気の人ばかりなのではと思う方もいるのではないでしょうか。
でも実際に行ってみたところ、ハプニングバーには思っていた以上に普通っぽい人がたくさんいました。
- イケイケで怖い雰囲気の人は少ない
- 男性も女性も普通っぽい見た目の人が多い
- キレイな女性やイケメンな男性もなかにはいた
みんながルールを守りつつ、それぞれが会話や触れ合いを楽しんでいます。
店員さんのなかには顔にめちゃめちゃピアスが付いている人もけっこういましたが、常にこちらの様子を気にかけてくれる方が多かったです。
ハプニングバーの料金
ハプニングバーの料金は、おおよそ男性は入会金を含めて1~2万円・女性は入会金を含めても数千円・カップルは数千~1万円ぐらいです。
今回は、ハプニングバーの料金相場を表にまとめました。
性別 | 男性 | 女性 | カップル |
入会金 | 3,000~7,000円 | 0~2,000円 | 4,000~9,000円 |
入場料 | 7,000~14,000円 | 0円 | 4,000~8,000円 |
入会金とは、そのハプニングバーの会員になるために必要な料金になります。
入会金は初回だけ必要で、2回目以降の来店では必要ありません。
入場料はハプニングバーに来店する際に必要な料金で、こちらは毎回支払いが必要です。
ハプニングバーの料金は男性が高く、女性は安くなります。
女性が入りやすい設定金額にしておかないと、男女比率が極端に偏ってしまうためです。
男女カップルの料金も、男性よりお得に設定されています。
カップルで訪れると単独男性の半額ほどの料金で楽しめるため、かなりコスパがいいです。
そのため、男性のなかには出会い系サイトを使って相手を探してから行く人もいらっしゃいます。
カップルで訪れたほうがかなりお得なので、ぜひ男性は相手を見つけて来店してみてください。
出会い系サイトで相手を探すやり方は『出会い系をエロ目的の初心者に徹底解説』で紹介しています。
ハプニングバーのルール

「RUSK」HP店内写真
ハプニングバーのほとんどは、セックスをする用にプレイルームを設けています。
プレイルーム内のルールはほとんど同じで、どのお店でも必ず以下のようなルールを守らないといけません。
- プレイルームに入る前に店員さんに許可を取る
- コンドームを用意しているので装着してセックスする
違いが出やすいのは、プレイルーム以外の部屋です。
お店によって「プレイルーム以外で服を脱ぐことはNG」や「プレイルーム以外でも下着・性器の露出OK」などルールが異なります。
また、プレイルームを覗けるお店と覗けないお店があるのも大きな違いです。
たとえば私が行った「ラスク」はハプニングバーを覗くことができないお店です。
二人きりで楽しめるので、初心者の方でも行きやすいメリットがあります。
逆に「ブリスアウト」は、覗き窓とガラスなしで覗ける枠があるため、プレイルーム内の全てを見れるお店です。
刺激を求めたい方は、こういったプレイルームを覗けるお店を選ぶと楽しめるでしょう。
ハプニングバーで遊ぶ流れ
私は過去に10店以上のハプニングバーを訪れたことがあります。
どのお店も、店内で遊ぶ流れは基本的に同じでした。
簡単に流れをまとめると、初来店の際は以下のような流れで異性と遊びます。
- お店のインターホンを押す(会員制なのでロックされている)
- 入会の説明を聞いて誓約書にサインする
- 入会に必要な身分証明書を提出→入会許可が出たら会員カードを渡される
- ロッカーに全ての荷物を預ける(財布・携帯も預けないと入店できない)
- 店内の案内を受ける
- ドリンクを注文して周りの人や店員さんと会話する
- 意気投合する人がいたらプレイルームに移動
ハプニングバーは会員制のお店なので、入会の手続きがあります。
入会の際には必ず身分証明書の提出が必要です。
なかには「マーキス東京」のように身分証明書1点・会員カードなしのお店もあります。
ですが、ほとんどのお店は2点(1つは顔写真あり)を求められるので、免許証と保険証などを用意しておきましょう。
店内での携帯電話の使用は禁止されており、持ち歩くことはできません。
店内では身につけている腕時計ぐらいしか持ち歩けないので、全てロッカーに預けます。
あとはソフトドリンクやお酒を飲みつつ、会話をして仲良くなっていくだけです。
ハプニングバーは違法でないのか
ハプニングバーは法律的にはグレーゾーンのお店です。
場合によっては「公然わいせつ罪」に該当する危険性があります。
公然わいせつ罪とは
公然わいせつ罪(こうぜんわいせつざい)は、日本の刑法174条で規定される犯罪である。
公然とわいせつな行為をした者は、6ヶ月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する(刑法第174条)・「公然」とは不特定または多数人が認識しうる状態を指す
・ストリップ劇場のように密閉した空間で特定の客を相手になされたものである場合であっても、客は不特定多数の人から勧誘された結果であるので、公然性の要件を満たす引用記事Wikipedia
公然わいせつ罪を簡単にまとめると、人前で性器を露出したり、性行為に及ぶことを禁止する法律です。
しかし、この「わいせつ」は明確に基準が決まっていません。
たとえばみんなの前でセックスすれば公然わいせつ罪にあたります。
ですが、店内の人から見えないスペースでセックスするのは公然とは言えないでしょう。
店側も警察に検挙されないよう「プレイルーム外での性行為禁止」などルールを設けています。
こういった点から、警察も公然わいせつ罪の立証が難しいため、そこまで積極的に検挙はしていない状況です。
逆に、公然わいせつ罪に該当しないよう工夫していないお店を利用してしまうと、店内にいる客もまとめて検挙されてしまう危険性があります。
- 入会時に身分証明書を提出させてチェックしている
- 店員に許可を取らないとプレイルームに入れない
上記のような、きちんと工夫しているお店を選んで利用しましょう。
ハプニングバーに行くときの注意点
ハプニングバーに行く前は、緊張や店内での期待が湧き上がってくると思います。
ですが、過度に期待しすぎしてしまうのはよくありません。
ここからはハプニングバーに行くときの注意点について、ご紹介します。
必ずハプれるわけではない
まずハプニングバーに行っても必ずハプニングがあるわけではありません。
ハプニングバーはあくまでもその日お店にいた人との出会いを楽しむお店です。
お店の時間帯によってはかなり人数が少ないこともあります。
私も「眠れる森の美女」に行ったときはお客さんが女性1人しかおらず、お酒を飲んで終わりました。
逆で男性ばかりのタイミングだってあります。
「行ったら必ずセックスできる!」と意気込みして行くと、がっかりするかもしれません。
それでもハプニングバーでセックスがしたい方は、『ハプニングバーでエロい女とセックスする戦略と方法』をご参考ください。
コミュケーション力が重要
ハプニングバーにお客さんがたくさんいても、ハプニングを楽しめる人は多くありません。
ハプニングを楽しめるのはコミュニケーション能力が高い人。
初対面の男女がセックスまで発展するためには、ある程度お互いの距離感が縮まらないと難しいです。
とくに単独男性は、よほど見た目がよくない限り、慣れるまでハプニングしにくい状況が続くかもしれません。
私も「アラベスク」に行ったときは上手くコミュニケーションが取れず、ハプニングバーの難しさを痛感しました…。
もし店内での振る舞い方に悩んだら、常連客と仲良くしましょう。
常連客はハプニングバーでの立ち振る舞いに慣れているので、勉強になることも多いと思います。
それに常連と一緒にいると、常連がハプニングに行く際にお声がけをもらえるかもしれないです。
まずはハプニングバーの空気感に慣れて、常連から学べることは学んでいきましょう。
他にもいろいろなハプニングバーを訪れているので、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
『新宿ハプニングバー「クロスシーズンツー」に潜入調査してきた』
『新宿ハプニングバー「カラーズバー」に潜入調査してきた』
『新宿ハプニングバー「9259(九二五九)」に潜入調査してきた』
『六本木ハプニングバー「BARフェイス」に潜入調査してきた』
『上野・御徒町ハプニングバー「ハニートラップ」に潜入調査してきた』
まとめ
今回はハプニングバーの基本について解説しました。
最後におさらいしましょう。
まとめ
- ハプニングバーとはその日いる人と「ハプニング(セックス)」を楽しめるお店
- どのハプニングバーも店内で遊ぶ流れは変わらない
- 法律的にはグレーで「公然わいせつ罪」に該当する可能性がある
いろいろなハプニングバーに行ってみて、ハプニングバーへの印象が変わりました。
ハプニングバーは誰でもセックスを楽しめるようなお店ではありません。
その日いるメンバーで、その日限りのハプニングを楽しめるお店です。
ハプニングを起こしたくても起こせない日だってあります。
それでも、やっぱりハプニングバーは刺激的で、何より想像していたよりも楽しい場所です。
「自分の性癖を解放したい」「その日だけというドキドキを味わいたい」
そんな方に、ぜひ訪れてみてほしいお店です。