リフレ

JKビジネスの最新事情!10年間見て体験したJK店の現状を解説

歓楽街で夜遊び

シュウジ

当サイト「東京アップデート」の編集長。東京のアンダーグラウンドを攻めてます。

「JKリフレに行けば女子高生と会えるの?」

「そこでは女子高生が援交しているの?」

そんな疑問を持ってる方がまだ多いと思います。

JKビジネスの規制が強化が進み、今のJKリフレには現役JKはもういません。

今回は僕が数年にわたり見てきたJKビジネス界隈の『現状』を書きたいと思います。

「JKビジネス」って何なの?

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JKビジネスとは、JK(女子高生)を売り物にしたビシネスの総称のことです。

2013年頃から社会的に注目され始め、2014年の流行語にもノミネートされています。

2013年「JKリフレ」が問題視されていた

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JKビジネスが社会的に注目され始めたのは2013年頃。

当時は、JKビジネスの一形態であるJKリフレが問題視されていました。

JKリフレとは、個室で女の子から簡易なマッサージを受けられる店のことです。

マッサージ以外にも、ハグや添い寝・女の子を逆にマッサージする逆リフレなど、JKリフレには接触系のオプションが数多く用意されています。

また、中には客からの誘いに断れず、店のメニューにはない裏オプ(裏オプション)」と呼ばれる性的なサービスを始める女の子も存在しました。

詳しくは『JKリフレは何ができるのかわかりやすく解説』で紹介しています。

JKを雇うことが禁止される

裏オプの発展に伴い、JKリフレは児童売春の温床となっていると世間から問題視されました。

マスコミが大きくニュースで取り上げた結果、JKリフレで女子高生を雇うことが全面的に禁止されます。

この後に説明する「JKお散歩」や「JK見学」もしかり。

JKビジネスは未成年への有害業務だとして、店側が厳しく罰せられることになったのです。

そんな社会問題にもなったJKビジネス。

規制の強化に伴い、女子高生がわんさかしていた全盛期はとっくに過ぎており、現在ではより地下へ地下へと潜りつつあります。

JKビジネスについてもっと深く知りたい方は『絶対に読んでおくべきJKビジネス本6冊』もご参考ください。

今のJKリフレの実態

JKリフレにもう女子高生がいない

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まずはっきりというと、今のJKリフレには基本的に女子高生はいません。

昔はいましたが、今は警察が厳しく目を光らせています。

過去に『現役JKが裏オプする大阪のJKリフレの突撃レポート』で調査したお店も、運営者が逮捕されました。

一応ここでのJKリフレの定義として、JKコミュやJK占いといった女の子と個室でおしゃべりできるものもJKリフレに含めるものとして説明していきます。

なので、JKリフレで働いている女の子たちは、女性高生の制服を着た18歳以上の女の子というわけです。

意外とこのことを勘違いしている人は多いと思います。

ホームページで年齢を記載しない

業界最大手の求人サイト「もえなび」を見ると、各店舗に在籍する女の子の写真やプロフィールを見ることができます。

制服姿で女子高生のような女の子がたくさん掲載されていますが、年齢は記載されていないのがポイントです。

女子高生を雇うことが禁止されたとはいえ、店側は女子高生という演出で売りたい。

そのため、基本的に実年齢を記載する店は少ないです。

こういった業界の特長も相まって、JKリフレにいる女の子が現役の女子高生だといまだに勘違いしている人は多いと思います。

最近では、女子高生がいないので「JKリフレ」とは呼ばず、単に「リフレ」と呼ばれていたりすることも。

もはやJKリフレは、「JKビジネス」というよりも、「制服ビジネス」という表現の方が正しいのです。

一応、「基本的には女子高生がいない」といっているが、例外があるにはあります。

とはいえ、そういう店はすぐに摘発されることになるので、基本的にはいないと思っておいた方が良いでしょう。

健全なJKリフレは萌え文化を提供している

JKリフレは性的なサービスが一切ない健全店性的なサービスをが存在する裏オプ店の2種類に分けられます。

健全店は、萌え文化がある秋葉原や池袋を中心に運営中です。

メディアが偏った見方でJKビジネスを報道したせいで、世間にはJKリフレ全般に対して悪しきイメージがついてしまいました。

ですが、もともとはアイドルやメイド喫茶から派生した文化です。

JKリフレが登場した当初は、女子高生を性的なものとしてみるものでなく、オタクをターゲットとした一種の萌えカルチャーでした。

女子高生が雇えなくなった今でも、女の子に制服コスプレをさせることで、女子高生っぽさをウリに営業しています。

一部のJKリフレで裏オプが蔓延している

一方で裏オプ店というのは、客と女の子が性行為をしやすいような環境を整えています。

店内に大きなBGMが流れている店舗型タイプや、女の子をレンタルルームにデリバリーする派遣型タイプといった特長を持つことが多いです。

例えば、派遣型なら「制服オーディション系列」が有名です。

秋葉原制服オーディションの体験レポート』では、制服オーディション系列の裏オプについて調査しています。

店舗型だと「プラチナム」が有名でしたが、現在では場所も店名も変わってしまいました。

裏オプの実態については相変わらずなため、どんな裏オプ店か知りたい方は『裏オプのJKリフレの突撃レポート』をご参考ください。

裏オプの有無はお店によってではなく、女の子によって変わる

裏オプの有無は「店によって」というよりも、「女の子によって」という表現の方が正しいです。

裏オプ店と言われているところであっても、裏オプをやる女の子もいれば、しない女の子もいます。

また、やる女の子でもどこまでするかは女の子次第です。

裏オプは店が関与しないオプションなので、女の子との直接交渉が基本となります。

18歳以上の女の子なら児童買春には引っかからない

裏オプといえど、18歳以上の女の子であれば児童買春には引っかかりません。

詳しい条例については『18歳JKとの援交やセックスの淫行条例を解説』をご参考ください。

注意すべきポイントとしては、風営法の取得有無と本番行為の有無くらいでしょう。

一般的にリフレ店は、風俗店ではない(抜きがない)というのが表向きの主張です。

風営法の届出は不要とされてきたが、その実態とややかけ離れてきたので、そこが問題視されています。

また、風営法を取得有無にかかわらず、風俗における本番行為は「売春防止法」で規制されています。

とはいってもソープが風呂屋・飛田新地が料亭、という建前で本番サービスを売っているんだから、警察が目くじらて壊滅させるほどのことではありません。

JKビジネスの種類と今の現状

JKビジネスは、女子高生というだけで多くの客を引きつける価値があります。

そのため経営者は規制の穴をくぐり抜けた様々な業態を生み出しました。

警察は、新しいJKビジネスが登場するたびに条例を加えたり、法律を拡大解釈するなどの対応を取ります。

そしてJKビジネスをいくどとなく潰してきたのです。

とはいえ、今でも生き残っているJKビジネスは存在します。

そこで、JKリフレ以外のJKビジネスの実態について、ジャンル別に簡単に紹介しましょう。

「JKお散歩」は18歳以上の子のみ

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JKお散歩とは、女の子と外でデートできるところです。

実態としては、お散歩という生暖かいものではなく、ただのデリヘル斡旋店になります。

女の子と待ち合わせ場所で出会い、そのまま完全個室のネットカフェやラブホテルに行くことになります。

年齢的にJKリフレで雇ってもらえない現役JKがお散歩に一時期かなり流れていました。

JKお散歩の実態は『池袋のJKお散歩「GU探検隊」』でも紹介しています。

昔のJKお散歩は、店側と女の子が雇用関係にあったために摘発されました。

その後、店側と女の子が雇用関係を結ばないことで、規制から逃れている時期もありました。

結果的には、その建て付けも摘発され、全てのJKお散歩が壊滅しました。

現在、JKお散歩をサービスとして提供しているリフレ店が多数ありますが、すべて18歳以上の女の子です。

「JK相席屋」は全滅

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JK相席屋とは、客が入会金を支払って中にいる女の子とおしゃべりするお店になります。

出会い喫茶や相席屋と似た形態をとることで、女の子と雇用関係を結ばずに、客に女子高生を提供できる新手のJKビジネスです。

しかし、新宿にあった「制服相席屋」が風営法により摘発されたのをきっかけに、都内のJK相席屋は全滅しました。

「JK見学店」は18歳以上の子のみ

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見学店とは、女の子のいる部屋を個室から鑑賞できるところです。

実態としては、女の子のエロいパフォーマンスを個室から鑑賞しながら、オナニーする店となります。

女子高生は基本的にいません。

なので「JK見学店」ではなく、単に「見学店」とも呼ばれています。

また、過去に女子高生は雇っていなかったのにもかかわらず、興行場法違反という理由により「すた☆ぷろ」が摘発されたことがありました。

そのため、現在の見学店は興行場法と取得し、営業している店が多いようです。

有名なところだと「渋谷ギャラクシー」があります。

「JK占い」は壊滅

2016年以降、新しく登場した「JK占い」。

登場した当初は、新しいJKビジネスの形態と言われていました。

JK占いは半個室のようなややオープンなところでJKと会話ができます。

JKリフレは密室なので、規制の対象となってましたが、JK占いは半密室の空間での接客という建て付けで規制の穴をかいくぐってました。

結果的には、JK占いも摘発されて、すべて壊滅しました。

「JKカフェ(コンカフェ)」には女子高生がいる

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JKカフェとは、テーブルやカウンター越しに女の子とおしゃべるできるお店です。

コンカフェとも呼ばれており、最近流行っている業態です。

ガールズバーのようなオープンな場所での会話だけなので、個室で二人きりになれるわけではありません。

なので、性的なサービスはもちろんのこと、接触系なオプションも基本的にないです。

JKビジネスの現在と今後

JKビジネスの現在の状況

2018年にはJKが存在するJKビジネス店は、僕の知るかぎりすべて消えてしまったのだ。

しかしその一方で、JKの援交募集は今まで以上にネット上で行われる時代となっている。

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児童買春などの「犯罪の温床」と指摘されるJKビジネスを規制する東京都条例が一日、施行された。十八歳未満の接客を禁じるなど、効果が期待される一方、インターネット上には女子高生の性を売り物にした商売があふれている。
(中略)
「裏オプ」と呼ばれる性的なサービスについて聞くと「みんなやってたよ。売春して一日十万円以上稼ぐ子もいた」。
条例のことも知っているようだった。「警察が入ってくるし、リアルJK(現役の女子高生)はもう店にいないよ。ネットで援交に流れるだけだと思う」とつぶやいた。

JKビジネスに詳しい坂爪氏もJKビジネスの規制により、出会い系サイトが援交の温床となると述べている。

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JKビジネスの実態を調査した一般社団法人ホワイトハンズ(新潟市)の坂爪真吾代表理事は指摘する。九州で業者は確認されていないが、最近も福岡県内の2人が出会い系サイトを介した買春などで有罪判決を受けている。
(中略)
 今年7月、東京都がJKビジネスを規制する条例を施行し、包囲網は狭まっている。それでも大人たちが女子高校生を商品と見る限り、価値は温存される。坂爪さんは「出会い系サイトに移るだけで、援助交際に戻っていく」と予想する。
 グレーな世界から見えない闇へ。少女たちは消費され続ける。

引用 : 西日本新聞

ネットの世界は、膨大な情報と多岐に渡るサービスで氾濫している。警察は有害サイトを把握しきれていない。

事実、JKビジネスの第二形態は、リアルからネット時代にまさに移行している。

JKビジネスの今後のゆくえ

JKビジネスは、ごく普通の女子高生が知らず知らずのうちに援交という闇に染まってしまうことを問題視されていました。

しかし、JKビジネスが成熟した今では、女子高生に性的なことをさせる店は地下に潜っています。

そこで働く女の子は大金を稼ぐため、自らの意思で援交に走る子ばかりです。

今後はJKビジネスにさらなる規制強化が加わり、今生き残っているJKビジネス店の撲滅と新しいJKビジネスの形態が登場しないようなルールが敷かれるでしょう。

じゃあJKビジネスはもう終わりなのか?というと、そうでもないと思います。

現に、リアル店舗での出会いから、ネットでの出会いへと移行しつつあるからです。

フリマアプリ「メルカリ」のブルセラ売買やTwitterの援交募集などには、規制が入りつつあります。

しかし、運営のゆるいSNSやノラ掲示版には、自らの身体を引き換えに援助を募集した女の子の書き込みが未だに目立っているのが現状です。

JKビジネスは表舞台からは消えてしまうかもしれません。

ですが今後はより一層、ネットという地下に潜ったJKビジネスが展開されるだけな気がします。

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