どうも。デリヘル恐怖症のシュウジです。
僕は今までデリヘルに幾度となく敗北してきました。
高いお金を払い、ホテルを予約し、ドアを開けると、HPの写真とは似てもつかない女性が目の間にいる。あのドアを開けるあのタイミングが恐怖でしかない。
パネマジ(写真詐欺)、サイズ詐欺、年齢詐称…いわゆる地雷嬢に毎回当たっているもんだから、デリヘルにはもうほとんど行っていなかった。
そう、デリヘルにマジでまったくいい思い出がないんだ。
さすがにもうこれ以上絶対に失敗したくないので、カクブツのプレミアム会員になると受けられる風俗コンシェルジュから僕の理想の女の子を教えてもらうことにした。
プレミアム会員のサービス内容や理想の女の子を探すまでのコンシェルジュとのやり取りは『カクブツのプレミアム会員に入会した感想』をご覧ください。
さて今回、僕のお相手となるコンシェルジュから紹介された女の子は「マリアテレジア東京」という高級デリヘル店に在籍する超人気嬢。
指名料、交通費込みで70分コースが3万2千円という、通常のデリヘルの約2倍以上の料金です。
今回はじめてそんな高級デリヘルに行ってきて、デリヘルに失敗ばかりしていた僕がガチで感動した体験をつづろうと思います。
いざ、渋谷のホテルへ向かうが…
ホテルがどこも満室で空いてない…!
日曜の昼間から渋谷に来たのは久しぶりだ。
僕はGoogleマップをみながら、にぎやかな渋谷の街に脇目も振らず、一直線でホテル街まで向かう。
ギターケースを背負ったジャンキーな髪形の若者たちを追い越して僕は道玄坂を駆け上がる。
実は渋谷のホテルを利用するのははじめてだ。ホテル街は道玄坂を少し登った先の脇道にあるのは知っている。
が、一つだけ誤算があった。この日の渋谷のホテルはめちゃくちゃ混んでいたのだ。
ホテルはたくさんあるので、手当たり次第、入ってみるがどこも空いていない。
くそっ、このままでは予約の時間までにホテルに入れない…。
慌てて探すもどこのホテルも満室、満室、満室の文字。まさかはじめてきた渋谷のホテル街をこんなにも走り回って探すことになろうとは…。
野生の勘を頼りに探しまわること10分。目の前にまた一つホテルを見つける。
がその前には、手をつないだカップルがそのホテルへと向かっている。リア充には負けてられない…。
僕は手つなぎカップルがホテルの入り口に入る瞬間で抜かし、先に受付に立った。
「すみません、満員です。」
顔の下半分しかみえない受付のおばさんにそう冷たく断られる。
ええぇぇえええええ!時間ねぇーーーーし!!
少子化対策としてもっと政策でホテルをつくるべきだ
休日の昼間にもかかわらず、この辺りのホテルを占拠してるのはいったい誰なんだ?
渋谷は大型ホテルが少なく、外国人観光客やビジネスマンがラブホテルに流れてきているという話も聞く。
もう誰に文句をいえばいいのだろうか。少子化問題と叫ばれるわが国において、大人の男女が営む場所があまりにも少なすぎる。
もっと政策でホテルを作るべきだとか、風営法を改正し店舗型風俗を復活させるべきだとか、そんな国や地方自治体、ひいては渋谷区市町村への不満をつのらせながら僕は空いているホテルを探して再び外へと駆け回る。
ホテルをまた1つ見つけた。頼む空いていてくれ。僕は祈るようにしてホテルに入る。
「空いてる部屋ありますかっ!?」
「ありますよ。ただいまサービスタイムで16時まででしてー」
「はいっ!空いてる部屋をお願いします!」
僕は食い気味で答える。もはやデリヘルでサービスタイムとかどうでもいい。
部屋の鍵を受け取りホテルの部屋へと向かう。
予約時刻ギリギリでマリアテレジア東京に電話をかける。
「すみません、たった今、ホテル着きました…!○○ホテルの△△号室です…!」
ゼェハァゼェハァ…。まだ何もしてないのに息を切らしていた。
なんだかもう一仕事終えた気がしていた。
盗撮や本番禁止などの利用規約にサインする
謎のホテルマン風の男性が目の前に!
走り回ったので少し疲れてしまった。
ベッドの上に仰向けで倒れながら、まだかまだかとチャイムの音を待つ。
ピンポンッ
き、来たか!ドアを開ける瞬間に緊張が走る。
今までの歴代風俗デブス達の顔が走馬灯のように頭をよぎった。
はたしてこのドアの向こう側にはいるのは天使か、それとも悪魔か。
勇気を振りしぼってドアを開ける。
んんんんんんんっ!!????
僕は目を丸くした。
スーツ姿に七三分けの髪形。ホテルマン風の身なりをした男性が立っていたからだ。
僕の驚いた顔にホテルマン風男性も戸惑ったようだ。
「えっと、シュウジ様ですね?」
僕は一瞬固まったが瞬時に状況を理解した。
そうか。デリのドライバーか。スーツ姿とはたいそうなもんだ。デリヘルはたしかドライバーが料金を回収する店もあるんだよな。ついついデリヘル初心者感を出してしまった。
そういえば風俗では初心者感を出してはダメだ、と大学時代の先輩によく指導されたものだ。特にフリーで入るときにはこいつ慣れてないなと従業員に思われると地雷を当てられる確率が高くなるらしい。
その説が本当かどうかはさておき、そんなデリヘル初心者感を出してしまった自分に一瞬だけ反省をしてしまう。
当時の僕みたいに風俗初心者の方は、『【風俗の種類】初心者向けに解説』を読んで参考にしてほしい。
「お金ここで払うんですよね。ちょっと待っててください」
僕はそう言って、デリヘル初心者感をリカバリーするため「あぁ、わかってましたよ」と言わんばかりの態度で財布を取りに戻ろうとする。
「私も中に上がらせていただきますね。」
ホテルマン風男性がそう言って、なぜか部屋に入ってくる。
えっ!なんで入ってくるの?
利用規約に本名でサインを書かされる
目を丸くした僕にホテルマン風男性はこう言う。
「新規の方にはですね、初回に簡単なご説明を差し上げているんです。」
んん!!なるほど。
どうやらこのホテルマン風男性は単なるドライバーではなく、マリアテレジア東京の従業員らしい。
それでピシッとした格好をしているのもうなずける。さすが高級デリヘルである。
盗撮禁止や本番禁止などよくある禁止事項の説明を受けた後、誓約書へのサインを求められた。
生年月日と名前を書かないといけないようだ。
「えっ名前は本名で書くんですか…?」
「はい、本名でお願いします。」
風俗で本名のサインを書かされるのは初めての経験だ。風俗店に個人情報を握られるのはいささか抵抗を感じる。
そういえば大学生の頃、初めて行った風俗店では親父の名前を偽名したことを思い出す。あのときは親父すまん。
それにしても、うーん、高級デリヘルはこんなこともするのか。偽名を書いてもあとで身分証の提示をさせられると面倒だよな。
というか、もうコンシェルジュを信用するか。僕は本名と生年月日を正しく書いた。ただまあ結局、身分証の提示はなかったが。
「本番は禁止になりますからね。それではルールを守ってお楽しみください。」
そういってホテルマン風の従業員は出ていった。
まあ別に本番しないよ。当然だよね。
このときまだ僕はこのあと壮絶に悶えることも知らずに…。
ついにマリアテレジア東京の超人気嬢がやってきた
顔は齋藤飛鳥、雰囲気は小嶋陽菜の天使がやってきた
従業員が去ってから3分後。天使はふいに訪れた。
ピンポンッ
チャイムが鳴った。ついに、ついに来たか…!
足早に玄関まで向かいドアを開ける。
そこにはアイドルのような目がぱっちりとした可愛い子が立っていた。
黒髪のセミロング。服装は白ニットに黒パンスト。身体が細く、プロフィールに記載されていたEカップの胸元ラインがしっかりと強調されている。
顔は乃木坂の齋藤飛鳥、雰囲気は元AKBの小嶋陽菜という感じだ。
大人びた色気のあるグラビアの似鳥沙也加には正直あんまり似ていなかったが、齋藤飛鳥似のルックスなので申し分ない。
「久々に出勤したんです。なんだか新鮮な感じがします。」
そう言いながら彼女が部屋の中へと入ってくる。僕はただただ彼女の全身を四方八方から眺めていた。
ゆっくりとした優しい喋り方にふわふわとした天使の雰囲気。パッと見はいいところのお嬢様にも見える。
心と身体が自然と勃起するような恋人接客
彼女はベッドの上に座る。
「うわ〜、ベッドふかふかだよ〜!こっちきてよ〜!」
子どもように無邪気に喜んでいる。
ラブホのベッドなんてどこもふかふかで当たり前だし、さぞかしいろんなベッドで寝てきたんだろう、なんて嫌味な言葉が一切よぎらないくらい、彼女はまぶしくて自然体だった。
言われるままに隣に座ると、ギュッといきなりのハグ。ニットの上からでもわかる大きな胸が僕の身体に当たっている。
そして顔をジッと眺めてキスをする。
このおもてなしに僕の心と身体が自然と勃起した。
彼女は恋人接客が得意な超人気嬢とコンシェルジュから聞いていたがまさに本物だ。
コンシェルジュの言葉を信じてよかったぁ…とこのとき心底そう思った。僕は単純なのだ。
「あっもしかしてエッチなこと考えてた〜?どういうのが好きなの〜?」
そんないじわるな顔な表情も見せながら、ボタンをゆっくりと一つ一つ外してくれる。
プレイは男のツボを抑えたテクニシャン
彼女の一つ一つの手付きが優しく、そして愛を感じる。
スレンダーでありながらEカップのバスト。身体は感じやすく濡れやすい。そして男が喜ぶ喘ぎ声をする。
天然か計算かわからないが男が喜ぶポイントを知り尽くしている。
特に驚愕だったのは素股のときだ。
素股ではじめて逝きそうなる
彼女が僕の身体に馬乗りになったとき、気持ちが高ぶったのか表情が一変した。
今までの清純な感じから、淫乱な顔つきをしているではないか。
僕のチンコを手に取り、あそこの入り口にギュウギュウと当ててくる。
「あぁぁ〜ん、腰を動いたら入っちゃうよぉ〜!」
さっきまでは、お弁当を作ってハイキングに行くのが趣味と言いそうな子だったが、いまやウィンナーをナイフで切るのが趣味と言いそうな妖しい表情をしている。
プレイの一貫とはいえ、マジでこんなことされたら頭がフリーズしてくる。
そんな僕に本番ギリギリのところでチンコ寸止めプレイをしてくる。
性を操る女は男にとってもっとも驚異的な存在だ。
念のため、説明しておくとデリヘルにおける本番行為は「売春防止法」によって禁止されている。
処罰の対象は客や嬢ではなく仲介したデリヘル業者。とはいえ、さきほど本番しないと誓約書にサインをさせられたばかり。
そんなことはお構いなしに彼女は超絶ギリギリの素股をしてくるのだ。
本番行為は悪!?極限の寸止めプレイをくらう
「ねぇねぇ挿れたいの?ダメだよ?腰動かしたらダメだからね?」
・・・
・・・
・・・
うぉあぉおああああ!
なぜデリヘルにおいて、本番行為が認めれていないのか!
売春防止法の成り立ちや目的から考えて、デリヘル店に本番禁止を強いるのはいささか疑問に残るところがある。
しかし、デリヘルの本番行為がいくら社会的に合理的に正当だと主張しても、国が禁止だと法律で縛っている以上、デリヘル店には本番行為をサービスとして提供できない。
パスカルのパンセの言葉を借りると、「正義は議論の種にはなるが力は非常にはっきりしている。ゆえに人は正義に力を与えることができなかった。」
つまり、人は正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしてきたのだ。
売春防止法が今のデリヘルと合わないにせよ、客と嬢の当事者間の合意があったとしても、マンコの入り口にチンコを置かれていたとしても、国が巨大な力を持つ以上、僕が本番行為をすると店から吊し上げにされるわけだ。
そんな僕の杞憂なんてお構いなしに彼女は叫び狂う。
「あぁぁぁぁん、先っぽが入っちゃいそぅぅう!!ここ入り口だよっ、わかる?わかる?」
僕はベッドの上で土下座していた
プレイが終わった後、賢者モードになった僕はベッドの上で正座していた。
そして彼女に深々と土下座をした。
いや、禁止行為をしたわけではないし、女王様プレイをしているわけではない。
失敗ばかりの僕のデリヘル史のなかで、こんなにもすばらしい体験をしたのがはじめてだったからだ。
そして、この感動を土下座という体位で彼女に表現していたのた。
「うふふ、喜んでくれて嬉しい!私も楽しかった〜!今度はもっと楽しもうね〜!!」
彼女の笑顔がまぶしすぎた。
それにしても、なぜこんな清純系ながら、いつどこでテクニックを身につけたのだろうか。
僕は素朴に聞いてしまう。
「そのテクニックいつから?」
「ん〜ん、わかんない(笑)。」
この子、天才か…?
最後に
そういえば今回、最初から流れでプレイがスタートしてしまい、最後までシャワーを浴びなかった。
高級ソープでいう即尺的なサービスかと思ったがそうではないらしい。それだけムードを大事にしていたようだ。
お店のNo1クラスの女の子でも、ルックスは良いけど無愛想だったり、プレイが事務的だったり、そんなことはザラにある。
彼女は清楚系で愛嬌があってイチャイチャ系タイプ。それでいてプレイはエロエロの演技派テクニシャン。
ここまでルックス、性格、テクニックの三拍子が揃っているのは奇跡であり、感動すら覚えた。
今回の体験で、僕のデリヘルのイメージが上書きされた。今までの出会ってきた地雷嬢はホント何だったんだろうか。
こんな子がいるなら、また近いうちにデリヘルに再訪してしまいそうだ。