日本中には無数のナイトスポットがある。
新しい店舗が生まれ、古い店舗は次々と死んでいく。
それだけオトコの欲望は移り変わりが早く、新鮮な何かを求めているのだろう。
今、世界はAI・仮想通貨・宇宙に目を向け始めている。
もう、人間はロボットのように生きていくだけなのか…。
だが、安心して欲しい。
オトコは今でも、愚息をパンチラ程度でピクピクと反応させ、何度騙されようとナイトスポットへ足を運んでしまう。
そして2017年3月、世のオトコ達をピクピクどころかギンギンにしてくれそうな江川氏から、ある依頼が筆者に舞い込んで来た。
男性用の個室で女性と会話をする、“逆ナンシステム”

漫画家・成田アキラがプロデュースしている出会い喫茶『モモカフェ』。
その新宿歌舞伎町「一番街店」が激アツらしい…。
江川「調査をお願いします!」
お世話になっている江川氏からの依頼を断る理由は無い。
そもそも出会い喫茶のブームは、筆者が覚えている限り約8年~9年前に始まった。
その間、いくつもの出会い喫茶の生き死にをリアルタイムで見てきた。
モモカフェはその中でも、「老舗」と呼ばれるほど人気と知名度が高い有名店である。
栄枯盛衰が激しいアダルト界隈では、様々な情報が頻繁に飛び交う。
“激アツ”という言葉が、一体何を意味するのか?
筆者は早速、情報を得る為に公式HP等をチェックする事にした。
モモカフェは新宿・池袋・上野に合計5店舗を展開している。
一番街店は、2016年10月頃にオープンした比較的新しい店舗のようだ。
出会い喫茶のタイプは、「男性がマジックミラー越しに選ぶ店」と「女性が男性を選ぶ店」の2つに分けられる。
今回の一番街店は男性用の個室があり、そこで女性と会話をする“逆ナンシステム”のようだ。
ここで筆者は自宅PC前で歓喜した。
と言うのも、逆ナンシステムは昔から大好物なのだ。
読者の皆さんも想像して欲しい。
狭い空間に女性がやって来る…。
お互いに欲求不満で出会いを求めている…。
もしかしたら、良い関係に発展するかもしれない…。
どうだろうか?
鼻息が荒くなったのでは?
筆者は妄想だけでオナニー出来てしまいそうだが、今回は実際に調査をする為、2秒でスケジュール調整して仕事が休みの日に利用した。
目印は「にいむら」隣、「BUNNY'S TOKYO」が入ったビル
3月某日の土曜日、14時。
新宿駅東口から歌舞伎町へ歩く筆者。
公式HPにアクセスマップが掲載されている為、初めての人でも迷う事はないだろう。

休日という事もあり、歌舞伎町周辺は大勢の人で賑わっている。
ほとんどが海外からの観光客のようだ。

店舗には駅から約5分ほどで到着。

目印としては、とんかつ「にいむら」隣、1階に「BUNNY'STOKYO(バニーガールバー)」が入ったビルと覚えて欲しい。
古臭い言い方になるが、筆者は期待と股間を膨らませながら、エレベーターで7階へと向かう。
エレベーターが開くと、右手に受付があった。
店内はオープンして日が浅い事もあり、綺麗で清潔感が漂う。
長年の風俗経験からしても、汚い場所にはそれなりの男女しか集まらない。
そういった点から、一番街店は女性レベルに期待が持てると判断した。
当グループは、個室型店だけは連絡先の交換がOKなんです!
受付の店員は、白いワイシャツに黒のスラックスという王道スタイルと、明るく元気な挨拶で筆者を迎えてくれた。

まずシステムと料金について説明して貰ったが、基本的には公式HPに記載の通り。
アダルト界隈で生きている筆者からのアドバイスとしては、公式HPの料金と実際の料金に違いが無いかを、自分の目と耳で確認して欲しい。
夜の街で悪い大人にカモられないようにする為だ。
スマホでHPをチェックしながら、店員の説明を聞く筆者。
また、女性との会話が盛り上がり、店外へ出る際は別途3,000円が必要になるとの事。
ここで、ある点に突っ込む筆者。
筆者「あの~、連絡先交換NGって書いてないんですけど…いいんですか?」
店員「ウチの店は全然OKです!」
筆者「他の店舗さんだとダメな場合があるじゃないですか。後で変な請求されたりしないですよね?」
店員「そんな事しません(笑)当グループは、個室型店だけは連絡先の交換がOKなんです!むしろ交換できるように頑張って下さい!(笑)」
この事実に興奮しながら、今回は以下のコースに決定。

自称「プロ」は長居しない…短時間勝負で挑もう。
ソファ・ミニテーブル・テレビ、個室はリラックス出来る空間

薄暗い店内には全部で10室。
筆者が案内された時は、ほとんどの個室が男性で埋まっていた。
個室内には2人掛けのソファ・ミニテーブル・テレビがあり、靴を脱いでリラックス出来る内装になっている。
壁にはイベントやドリンクのポスターが貼られているのだが、その中でも目立っていたのがコレだ。

毎日20時以降はワンドリンク無料、しかもアルコールも飲める素晴らしいイベントである。
他に禁止事項が書かれたポスターもあったのだが、撮影はNGとの事。
色々とビビって汗が止まらない筆者…。
しかし潜入取材とは、常に危険と隣り合わせなのである。

緊張を和らげようと、受付で購入したビールを片手に1人目の女性を待つ事にした。
1人目:細い脚・スタイル良し、22歳綺麗系OL「エリカ」ちゃん
個室で待つ事、約5分~10分。
ドアをノックする音が聞こえ、ガラガラと開いたブラインドの先に、茶髪ゆるパーマの綺麗系の女性が現れた。
ふわふわしたニットワンピースから伸びる脚は細く、全体的にスタイルが良い。
そして何より、イイ香りがする。
筆者の枕に匂いを染み込ませて、毎日クンクン嗅ぎながら寝たいものだ。

名前は「エリカ」ちゃん、年齢は22歳。ルックスはスザンヌを若くした感じ。
ソファに座った彼女は、既に前の男性とお酒を飲んでいたらしく、テンションは結構高めである。

その勢いのまま、お互いのお酒でカンパイする事に。
筆者「このお店はどのくらいの頻度で来るの?」
エリカ「日中はOLしてるから、月1~2回かな
筆者「OLしてるんだ!ちなみにどんな会社?」
エリカ「さすがに言えないですけど、割とグローバルな会社♪」
この後に会社名などを教えてくれたのだが、かなりデカい会社であった。
(こんな素敵な女性がなぜ?)
ふと疑問に駆られてしまい、さらに質問を重ねていく。

筆者「男に困ってなさそうじゃない?」
エリカ「半年前に振られて、(モモカフェを)友達に教えてもらったの」
筆者「ここを知ってる友達も凄いね!」
エリカ「色々な女の子から聞くから、結構有名だと思うよ♪」
やはり『モモカフェ』の名は広く知れ渡っているようで、今後も新規女性がさらに増えそうな印象を受けた。
ただ、これから友達とご飯を食べに行くらしく、連絡先はゲット出来ず…。

約20分の会話を楽しみ、静かに去って行くエリカちゃんの後ろ姿を見つめながら、次の女性に期待する筆者であった。
2人目:絶対に連絡先を交換したい!23歳雑貨店員「みく」ちゃん
エリカちゃんが退室してから、約5分ほどで2人目の女性がやって来たのだが…筆者は思わず心の中で叫んでしまった。
(メチャクチャ可愛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!意地でも連絡先ゲットしたいんですけどぉぉぉぉ!!!)
学生時代から広末涼子のようなショートカットが大好物な筆者にとって、“運命の女性”と言えるレベルなのだ。

名前は「みく」ちゃん、年齢は23歳。
普段は雑貨屋でアルバイトをしているとの事。
筆者「ってか、メチャクチャ可愛いんだけど」
みく「うそぉ(笑)嬉しい♪」
筆者「でも、オッパイは…」
みく「うるさいなぁ(笑)気にしてるんだからね!」
筆者「顔は可愛いから、オッパイ大きかったら最強だったのにね!」
みく「ちょっと待って!無理やり寄せればイケると思う!」
筆者の目の前でゴソゴソと胸に手を入れ、あらゆる肉をかき集めるみくちゃん。
この間にオッパイをツンツンしようとしたら、10歳下の女性に普通に怒られてしまった。
ただ、肩を組むOKを貰えたのはラッキーである。
その結果、筆者の股間はパンパンになってしまう事に。

みくちゃんは、オッパイの谷間を見せ付けるように筆者に向ける。
冷静を装って
筆者「まだまだだね」
と偉そうに評論するも、頭の中はエロい妄想だらけ…。
筆者「ここには毎週来るの?」
みく「うん♪大体週1回は来てる」
筆者「なるほど。男性と外出たり、連絡先を交換したりは?」
みく「外出たことはないけど、連絡先は気に入ったら交換するかな♪」
筆者「じゃあ聞くけど、俺と交換は無理?」
みく「さっき馬鹿にしたからなぁ…(笑)」
筆者「マジでご飯食べたり…色々と仲良くなりたいから!」
みく「エロそうな人だけど、悪い人っぽくないから、今回は特別にLINE交換しよ♪」
時計を見ると、残り数分。
急いでお互いのLINEを交換し、調査は終了となった。
まとめ

今回調査した『モモカフェ』一番街店は、比較的ルールが緩く、自由度が高いと言える。
規制が厳しい中、連れ出しと連絡先交換がOKなのは、利用者からすると遊んでみたくなるものだ。

また、「みく」ちゃんとはLINEで連絡を取り、3月中にご飯を食べに行く事が決まった。
60分で2人の女性と話せて、オッパイの谷間を見れて、連絡先も交換できたのだから、満足度はかなり高い。
キャバクラや風俗とは違う、夜の香りが薄い素人寄りの女性が好きな人には、ぜひオススメしたい店舗である。
ただ、女性は2人とも「会った瞬間からエロい話とボディタッチをする人は苦手」と言っていた。
まだまだモテたい気持ちが強いので、今後も紳士的な対応を心掛けたいと思う筆者であった。