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僕が仁藤夢乃を嫌う3つの理由!私たちは買われた展とは何だったのか

コラム

シュウジ

当サイト「東京アップデート」の編集長。東京のアンダーグラウンドを攻めてます。

JKビジネスの撲滅活動家といったら、女子高生サポートセンターColabo代表の仁藤夢乃さん。

JKビジネスや児童売春に関する書籍を出版したり、居場所のない少女を支援するシェルターをつくったり、行政や教育機関に援交する中高生の実態を紹介したり、日経ビジネスの時代をつくる100人に選ばれたり。

26歳という若さながら、社会的にも大きな活動実績を持っている彼女ですが、僕は嫌いです。

そこで今回は、今までなんとなーくずっと思っていた、仁藤夢乃のダメなところをひたすら書こうと思います。

なぜ僕は仁藤夢乃が嫌いなのか

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仁藤さんは、学校や家庭に居場所がない少女たちが売春に走りやすく、そんな少女たちに近寄ってくるのはみんな悪い大人たちだ、という主張をしている。

周りとの関係性が貧困な少女たちに目を向けるのは良いとしても、いかんせん「みんな悪い男に騙されている!」という思考にロックされているんだよね。

そんな虚像を追いかけている彼女は、買春オヤジをひたすら叩き、傷ついた少女は私が守る、という正義のポーズを見せることで、社会的な意義や世間からの賛同を得て、承認欲求を満たしてるだけに過ぎない。

そういった仁藤さんの個人的な都合や、売春少女への異様な肩入れのせいで、秋葉原を中心としたオタク文化への負のイメージが社会に発信される結果となった。

また、物議を醸した「私たちは買われた展」においても、仁藤さん自身の活動・組織の宣伝・金儲けになっているだけに過ぎず、児童買春の問題を真に解く気がさらさらない。

むしろ、ネット上では「売ったほうが悪い」という批判で炎上し、自身の辛い経験を晒した少女たちへのセカンドレイプ状態となる始末。売春少女を守るという理念はどこへやら…。

つまり、社会的な解決を建前に、承認欲求をこじらせた偽善者にしか僕は見えないのです。

じゃあ具体的にどこがダメなのか、3つの理由を挙げたいと思います。

①児童買春に関する客観的なデータを集めようとしない

仁藤さんのこれまでの活動は、児童売春の関する客観的なデータがほとんど示されていない。

仁藤さんの著書「女子高生の裏社会」のなかでは、JKビジネスの調査結果をまとめているが、これはあくまでも女の子からの意見をまとめたもので、一側面にしか過ぎない。

それにもかかわらず、日本の児童買春の実態を外国特派員協会で会見してしまう始末。会見の質疑では、児童売春の数に関してちゃんと答えらなかったことをいまだに懲りていない。

ここを明らかにしないと規模感や影響度がまったく伝わらない。だって、日本で買春してる少女が「100人」なのか「1万人」なのか「10万人」なのかで、問題のレベルが変わってくるじゃんか。

100人しかいないなら仁藤さんがやっているようなサポートセンターなどで個別対応すればいいし、10万人なら行政の介入がもっと必要だよね、って話に落とすんだろう。

そもそも数の重要性を理解していないのは、社会学の素養がないんだと思う。功利主義的な意志決定をする社会を知ってから知らずか、個人の感覚や被害者感情だけでなんとかなると思っているのはもう辞めにして欲しい。

ちなみに、国連には日本は13%の女子学生が売春していると言われている。女子学生という定義に中学生や大学生が含まれているのか知らないが、仮に女子高生だけの人口で計算すると、約20万人の女子高生が売春していることになる。

んなバカなというね。もしこれが本当なら、数の実態調査が急務だろうに。

②遊ぶ金欲しさで援交する少女たちを語らない

売春少女はみんな貧困や家庭環境が理由のように語ろうとするんだよね。

売春に走る理由なんて、なにも貧困や家庭環境がすべての理由じゃない。特に「私たちは買われた展」においては、遊ぶ金欲しさに売春する女の子たちの実態がまったく語られていない。

僕が今まで出会った売春経験のある女の子から理由を聞くと「ジャニースのコンサートチケットを買うため」「ブランドのバックを買うため」「ホストクラブで遊ぶため」といった遊ぶ金欲しさが多数派だった。

そういったチャラい系女子の多くは、「オヤジを引っ掛けるなんてチョロい」「JKブランドあれば楽ショー」とすら思っているだろう。

仁藤さんは家庭環境が壮絶な貧困少女が無理やり男に買われる、と男性嫌悪のプロパガンダをよくしているが、実態はイケイケのませた少女がJKブランド片手におっさんちょろまかせてお小遣い稼ぎしてるだけ。

「買われた」という受け身の売春だけでなく、自らの意志で「売りにいく」という売春の実態が事実としてあるわけで。

結局のところ、そういった分類をちゃんとせずに売春少女をすべて一括りにして語るから、「買われた」じゃなくて「売ったんだろ」と叩かれる。

だって、強姦やレイプとかなら話は別だけど、自らの意思で制服やパンツ、身体を売っておこづかいを稼ぐ女の子は昔からいるんだし、世間で知られているんだから。

仁藤さんは夜の街でアウトリーチしていたはずなので、そのあたりの実態を知っているにもかかわらず、「私たちは買われた展」ではまったく無視している。

売春少女のごく一部の女の子の特殊な事例のみかき集めて、「これが実態なんだよ」と、さも一般論であるかのように語るから嫌なんだよね。

ほんと都合のよいデータしか数えない。アタリを探してハズレを忘れる、というステレオタイプの典型。アホなんじゃないかと。

③「私たちは買われた展」はただのコンテンツ商売になっている

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「私たちは買われた展」に行ってきてまず思ったのは、小説というコンテンツを読まされている感覚。

今年の24時間テレビが障害者を売り物とした感動ポルノと揶揄されていたけど、「私たちは買われた展」もまったく同じ類。同情児童ポルノとでも言うのかな。

展示展には、売春経験のある少女たちのリアルなエピソードが描かれている。どのエピソードにも被害者感情にスコープを当てられていて、ストーリーの起承転結が似ている。

親からのDVやネグレクト、といった壮絶な家庭環境をフックとして始め、だからやむを得えず身体を売った、性被害にあってしまった、という話に展開されて締められる。

読んでいて気になったのは2つ。

1つ目は、買った男の描かれ方。えらく暴力的だったり、マニアックな性癖を持っていたり、どの話も男が敵として描かれている印象を受けた。買春客へのヘイトメッセージを暗に込めているんだろう。

2つ目は、売った女の子を正当化するために、背景部分が文章の大半を占めていること。これは「私たち売ったのではなく買われたの」という強いメッセージが伝わってくる。

もちろん、そういった女の子には同情するんだけど、なんていうか、児童売春を題材としたノンフィクションものの小説を読んでいる感じなんだよね。

仁藤さんはこの展示展を通じて、この問題を真に解こういうよりも、買春男への憎悪、売春少女の正当化、売春物語で一儲けというだけなんだよ。

集客に関しては、「買われた」という表現したことで、(意図したかはわからないが)結果的に炎上マーケティングとなり、週末には入場制限がかかるほどの大繁盛。

クラウドファンディングで250万を募って開催し、入場料を1500円と取っているので、人件費や展示費用を差し引いたとしてもかなり儲かっているはず。

福祉や教育の現状を訴えることもなければ、社会システムへの問題提議もしない。NPOとして寄付金を募っていながら、コンテンツ商売をするのはおかしくないか?

最後に

今回、仁藤さんのダメなところをひたすら書いてみた。

彼女は承認欲求こじらせ系女子であり、底の浅い感情でしか物事を見れない。

ただ、「やらない善より、やる偽善」って言葉はあるけどね。

今回、マジメなことを書いたけど、別に僕はJKビジネス問題を解きたいと思っているわけではありません。

JKビジネスを批判する人たちの狙いや正義のポーズを知っていただければ幸いです。

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