おっぱいパブとは、おっぱいのパブである。
パブって何だかよくわからないが、結局はおっぱいである。
この記事では、おっパブでおっぱいに魅了され・時には生命力を吸われた男達の体験談をまとめて紹介する。
体験談① 『おっパブ』で感動した話
10年程前に、会社の上司に連れて行かれた。
上司は得意げにこう言った。
「○○も社会人になったらこういう遊びを知らないとな!」
俺は既に、ソープもヘルスもピンサロも経験済みであった。
だが新人らしく、
「そんなところ行くの初めてです!」
と無駄に初々しさをアピールしていた。
連れて行かれた店の名は、
《パイパニック》
当時はタイタニックの映画が流行っていたので、そのパロディであろう。
俺はくだらない店舗名に感動すら覚えていた。
軽く酒を飲んでから、パイパニックへ向かった。
めっちゃ並んでた。
「え?ドラクエの発売日だっけ?」
くらい並んでた。
いい歳したおっさん達が、すごい真面目な顔して並んでた。
待ってる間、店から出てくるサラリーマン達の顔を見ると幸せそうで、どこか誇らしげだった。
どんなシステムか把握してなかった俺は、どんな桃源郷かと楽しみにしていた。
店に入ると、広い室内でソファーが大きな円になっていた。
そこは見たことのない乳の山。
バカ殿のテレビで見るような、たくさんのおっぱいであった。
ソファーに座ると1人の下着姿の女性が横につき、
「よろしくね!飲んできたの?」
と元気よく話かけてきた。
その女性と会話を5分程すると、音楽が急にアップテンポなものに変わった。
クレヨンしんちゃんの曲だった。
ボーイが無表情で、テンションの高い合いの手をマイク越しに叫ぶ。
「お待たせしましたぁぁ!パニックタイム突入でございまぁぁす!
もんでーもんでー♪ハイハイハイ!パニックパニック♪ハイハイハイ!!」
(何が起こるの?)
戸惑っていると、隣についた女性がブラを外して俺の膝の上に跨がる。
女性は躊躇する俺の両手をつかみ、自分の両乳房にあてがう。
そして
「優しくね!」
と言われたので、俺は揉んだ。
ただひたすら揉んだ。
すると店の中で流れていた曲がスローテンポなものに切り替わり、女性はいそいそとブラをつけて
「ありがとうございました!」
と左隣の席に移動した。
俺の席にも、右隣の席から新しい女性が来る。
『少し話す⇒パニックタイム発動⇒揉む』
これを繰り返した。
「おっぱいの回転寿司やー!」
彦摩呂ならそう表現するだろう。
ただひたすらに、流れてきたおっぱいを揉む。
その途中で、おっぱいを揉んでるのか肉を揉んでるのか感覚が麻痺していく。
(小学校の時、エロ博士が「なあお前知ってたか?おっぱいは二の腕と同じ柔らかさなんだぜ!」そう言ってたなぁ。みんな元気かな)
軽く走馬灯が流れる。
握力がなくなるほどにおっぱいを揉む。
隣の席に目をやると、上司は何かのストレスをぶつけるかのようにおっぱいを揉み、時にはしゃぶりついていた。
(人間てすごいな)
そう思いながら時は流れ、20個くらいのおっぱいを揉んで店を出た。
上司は満足しきった顔で、
「いいか、おっパブはスポーツだ」
両手首を伸ばしながら、そう言った。
そう言った上司は、とても輝いていた。
俺は上司に感謝するとともに、感動を伝えた。
俺はその後、1人でヘルスに向かった。
体験談② 先輩よ安らかに…『おっパブ』奮闘記

久し振りの歓楽街、俺と職場の先輩3人で飲んできた。
1軒目の酒と料理は旨く、2軒目のキャバもお値段の割にそこそこの女の子で楽しめた。
キャバを出た4人の糞虫たち。
先輩A「いやー、次はもう脱ぐしかないでしょー」
俺「風俗ですか?イイっすね」
先輩B「最近行ってないし、イッちゃう?」
先輩C「…でも、もうあまり金が無いな…」
先輩A・B「……そう言えば俺もねーわ…」
俺も手持ちに余裕が無かったので、少し安いおっパブでお茶を濁すことになった。
おっパブもそれはそれで大好き、全然おk。
ちっパイ女子でウハウハ気分
おっパブは、お触りできるキャバみたいな所。
女の子が上に乗っかってきて、ベロンとおっぱいを出してくれる…ぐへへ。
キャバの兄ちゃんがいい店を教えてくれたので、皆でそこに向かった。
こじんまりした店だったが、週末のためか人が多く、入り口近くの席(普段は待合席らしい)に案内された。
待合席と言っても他の席と変わりなく、入り口にも近いため問題ないだろう。
ぐるりとしたソファーに4人が陣取る。
分かりにくいけど、下図のような配置で座った。
左が壁で右は通路ね。

おっパブには色々なスタイルがあり、1人ずつ個室っぽい所に入る店もあるが、ここは普通のキャバみたいに仲間達もすぐそこに座っているパターンだ。
友達とかに見られるのが嫌な人もいるだろうが、他の人にどんな女の子が付いたのかを見れるので、それはそれで面白い。
4人の飲み物が来たあたりで、女の子も席に着いた。
なるほど、向かいの先輩(AとB)の女の子はそんな感じか。
全然イイじゃない。
お、俺んとこの女の子もイイよ!イイよ!
隣のC先輩の女の子も悪くない。
後は他人の目など気にせず、喋って触って揉んで揉んで回って回ってまわ~る~だけである。
しかも俺に付いたのは素晴らしいちっパイ女子であり、ウハウハ気分。
チラリと周りの様子を伺ってみても、皆楽しんでいるようだ。
良きかな良きかな。
先輩だろうが関係ない、ここは“性域”だ
…と思ったのも束の間、通路側の先輩BとCに付いた女の子が他の席に呼ばれた。
残念そうな先輩達。
すぐにまず1人、代わりの女の子が来た。

…かなりの巨漢。存在感。曙感。
目を合わせた刹那、頭から喰いかかってきそうなそのフォルム。
4人は息を殺した。
俺とA先輩の席には、まだ女の子がいる。
(俺達は生きていいんだ……ありがとう……)
だがBとC、どちらかは犠牲にならなければならない。
どっちだ?
どっちなんだ?
曙「失礼しまーす♥」
曙は俺の隣、つまりC先輩の席に着いた。
絶望感に顔が引きつるC。
先輩B「Cは犠牲になったのだ……」
直後、B先輩には可愛い女の子が付いた。
この一瞬の差が命の分かれ目だったのだ。
俺の隣で、Cは曙に乗っかられ始めていた(ダッコちゃんみたいな感じで)。
顔面蒼白になっていくC。
その目の前には、曙乳がボロリとさらけ出されていた。
(南無三……)
心の中でそう唱え、俺はちっパイちゃんと楽しむことにした。
揉み揉み…
揉み揉み…
…ん?
左右の乳を交互に揉んでいる俺の手とは別に、隣からちっパイちゃんに触ろうとする手が見える。
その手を辿って右を向くと、曙乳を顔に押し付けられながらも、眼球はこちらに向けて無言&無表情で手を伸ばすCの姿が。
なんとか曙から逃れたいのだろう。
しかし、先輩だろうが関係ない。
ここは“性域”だ。
多少同情はするが、その手を叩き払い、ちっパイを堪能する俺。
ビバちっパイ!
その後も何度か伸びて来る手を振り払うと、諦めたのか死を悟ったのか、Cは大人しくなった。
(C先輩…良い人だった……)
震源はどこだ
別れを覚悟した瞬間、今度はソファーが激しく揺れ始めた。
『ドドドドドドドド…』
震度にして4か5ほどの揺れ。
(まずい!先輩が痙攣し始めたんだ!)
そう思ってすぐに先輩の方を向くと、彼は相変わらず生きているのか死んでいるのか分からない目をこちらに向けていた。
先輩の痙攣ではない。
その先輩の上で、曙が激しく腰を振り始めていた。
『ドドドドドドドド…』
これは曙のサービスなのだろう。
確かに、可愛い子にされると間違いなく勃起モノだ。
だが先輩の生殖機能は、曙の圧力と振動によって、未来永劫失われたことだろう。
彼に子供がいるという事実が、何とか俺の精神を保ってくれる。
そんなことを思いながら見つめていると、生気を失ったドス黒い目と視線が合ってしまい、思わず目を逸らした。
いくつもの死線を味わった者だけが持つ眼。
彼は既にその眼を習得していた。
(ダメだ、もう彼は戻って来れないだろう)
俺の中のテレンス・リーがそう告げていた。
この恐ろしくも切ない気持ちを紛らわそうと、目の前のちっパイに没頭する。
貧乳は正義だ。
これ以上、犠牲者が出ませんように
曙の地震がいつの間にか収まった頃、急にC先輩の声が響いた。
「うわぁ!や、やめろ!」
(今度はなんだ?)
あまり気は進まなかったが、横目で彼の様子を確認した。
彼は曙にシャツをたくし上げられ、乳首をベロベロ舐められていた。
曙「ペロペロ」
先輩C「あ、何する、あ、や、やめ…」
曙「チュミミーーーン」
先輩C「な、何だこいつ!うわ、うわーー!」
地獄だ。
ここは地獄なのだ。
こんな恐ろしい事、現実で起こるはずが無い。
俺達はきっと、2次会のキャバの後、まとめて車に引かれて死んでしまったのだ。
俺のちっパイちゃんも、もうすぐ曙に変わるに違いない。
そして彼のように、乳首から魂を抜かれるのだ。
煩悩に溺れた人生を送っている人間が、ここに送り込まれるのだろう。
どうかこれ以上、俺達のような犠牲者が出ませんように。
恐怖に包み込まれながら、どうすることもできない俺は、再度C先輩の方を見た。
曙…いや、地獄の番人に魂を吸われた先輩からは、生気が感じられなかった。
まとめ

おっパブはヌキがない。
行けば楽しいが、その後のムラムラがヤバいのが難点だ。
そのムラムラをどう処理するかも、それぞれの楽しみ方と言えるだろう。