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まさに男の夢!?セフレが家に押しかけてきた話

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東京アップデート編集部

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夜遊びから大人の出会いまで、幅広い情報を取材してます。ネタ収集が毎日の日課。

セフレが家に押しかけてくると聞くと、『無料のデリヘルのようなもので最高じゃないか!』と思うかもしれない。

しかし、私の場合は状況が違った。

家出してきた

新しい彼女ができ、新しい仕事にもようやく慣れてきた頃だった。

当時は大体仕事が21時終わりで、帰宅すると22時。

ある日、そんな時間に家の前に着いたとき、マンションの入り口に見覚えのある女性が立っていた。

しかも、私が気付くよりも先に私に気付いていたようで、こちらをじっと見ていた。

それがセフレであると気付くのにそう時間は掛からなかった。

だがセフレと言っても元セフレで、既に連絡を取らなくなってから1年以上が経過していた。

出会い系サイトで知り合い、Eカップの巨乳に惹かれて、しばらく体の関係を続けるうちにセフレになったが、徐々にプライベートに干渉してくるようになったため、自然と距離を取るようになった子だった。

そのため、『もしや恨んで来たのでは』と一瞬ドキッとしてしまった。

内心ドキドキしながらも「どうした?」と聞くと、彼女は俯きながらこう言った。

「家出してきた」

彼女の足元を見ると確かに大きめのバッグが置かれていて、家出少女風の格好をしていた(と言っても彼女は既に20歳なのだが)。

当時の季節は冬、この寒空の中帰らせるのも酷かと思った私は、とりあえず家に上げて話を聞くことに。

聞くと1週間前から既に家出をしていて、しばらく友人の家に泊めてもらっていたが、友人と喧嘩になりしぶしぶ出てきたらしい。

そして、もう行くあてがなく私の家を思い出してここまで来たということだった。

選択肢の1つにそんな当然のように挙げないでほしいものだが(笑)

もし私が出張などで、しばらく家を空けることになっていた場合はどうしたのだろうか。

セフレは前にしていた仕事も辞めて、今はニートのような状態らしい。

とりあえず実家に戻ることを勧めたが、彼女がどうしても帰りたがらないため、実家に電話して明日帰ることを条件に一泊することを許した。

既に新しい彼女がおり、セフレに手を出すつもりのない私は(勿論ムラムラはしたが。笑)、床に布団を敷きセフレをそこで寝させることに。

ご飯を食べていなかったらしいので、適当にカップ麺を与え、0時に就寝。

朝7時に起きて、まだ起きようとしないセフレを起こして一緒に家を出る。

セフレにちゃんと家に帰るように念押しをして会社へ向かう。

(まったく朝から何やってんだか。もうこんな厄介事に巻き込まれるのはごめんだ)

しかし、その厄介事はまだ終わっていなかった(笑)

ちゃんと家に帰れよ!

その日も仕事を21時に終え、22時に家に着くと見覚えのある人影が…。

いや、マジで何やってんの?(笑)

私が口を開く前にセフレの方から「実家に戻ったけど、両親が旅行に行ってて鍵を持ってないから中に入れなかった」とか何とか言ってきた。

どう考えても嘘なので、ここは強く出ねばと「昨日だけって約束だったから今日は泊めないよ」と言って実家にその場で電話させる。

しばらくためらっていたが、しぶしぶ家に電話を掛けるセフレ。

すると、電話をしながら途中で泣き出す始末。

結局「明日帰る。今日だけ泊めてほしい」とか言い出した。

「本当に今日が最後だから。明日来ても絶対に泊めないからな」と強く言って、疲れていた私は彼女を家に招き入れ、先に寝ることにした。

翌朝も同じで、私が会社に行くタイミングで彼女を起こし、「ちゃんと家に帰れよ!」と言って追い出した。

しかし、「二度あることは三度ある」という言葉は本当で、まさかの3日目もセフレは家の前に立っていた。

もう本当に無視して家に入ってやろうかと思ったが、「で、今日は何?」と一応聞く。

聞くと今度は、家には入ったが母親と喧嘩になってまた出て来たということだった。

『1回家に帰ったら家出がリセットされるわけじゃねーぞ!』と思いながらも、仕事終わりな上に余計なことで疲れさせてほしくない私は、とりあえず冷静になって実家に電話をさせる。

ちゃんとその場で、明日は家に帰ること、私の家に来ないことを約束させ、何なら私が電話を変わって迷惑している旨を伝える覚悟だった。

その晩は泊めたものの、翌日、セフレの姿はなかった。

本当にいないか家の周りを少し探してしまったくらいだった(笑)

ちゃんと家に帰ったのか、あるいは別の友人の家に押しかけることに成功したのかは分からないが、それから今までセフレは家に来ていない。

どうしているかと連絡しようとも思ったが、それがきっかけでまた家に押しかけられては困るので、連絡は取っていない。

その数日間、セフレと何もなかったとは言え、セフレが家に押しかけてきたことは勿論、新しい彼女には言っていない(笑)

彼女に変な疑いを掛けられる前に、この騒動が集結して安堵している。

この出来事が起こっている間、会社の同僚に相談したのだが、「羨ましい」だの「俺の家に来るように言ってくれ」だの言うばかりだった。

だが当事者になってみると、ただただ疲れるばかりなので、もう今後は勘弁願いたい。

「なんで俺が…」セフレの母親との仁義なき電話バトル

家出してきたセフレだが、実は彼女とは他にもエピソードがある。

なぜかセフレの母親と電話でバトルすることになったのだ。

うちの子がご迷惑おかけしてます

まだセフレと関係を続けていた頃、母親が過保護でとても厳しいという話を聞いていた。

しょっちゅう喧嘩もしているらしく、母親に会いたくないから今日は帰りたくないと言って私の家に泊まることも何度かあった。

そんなある日、いつものように私の家でHをした後、彼女を駅まで送り届けたところで事件は起こった。

駅の改札手前で「帰りたくない」とぐずつきだす彼女。

俯き立ち止まって歩き出そうとしない。

「なんで?」と聞くと「母親が怒ってるから」という理由。

このような事は既に3回目で、それまでは仕方なく家に泊めて翌日に帰してあげていたが、今回は用事があるため泊めることはできない。

「怒ってないから大丈夫。ちゃんと帰って話し合って」と説得するが言うことを聞かない。

一度改札前まで行ったが、また戻ってきて今度は泣き出す始末。

面倒くさいとは思いつつも、セフレを作った時点でこういった面倒事に巻き込まれるのは覚悟済みなので、「1回ここで電話してごらん」と提案する。

彼女は嫌がりながらも電話を掛け、これでようやく帰れると安堵していると、なぜか私に向かって無言で電話を差し出してくる。

「え、なに??」と焦る私に「代わって」と泣くばかりで、彼女はそれ以上何も言おうとしてこない。

携帯の画面を見てみると既に通話中で、母親とつながっているらしい。

何度か拒んだが、状況が進まなさそうなので意を決して電話に出る私。

「お電話変わりました、セフレさんと仲良くさせて頂いているDHと申します」

「うちの子がご迷惑おかけしてます。ぐずついているのはいつものことなので、早めに帰してください」

気の強そうなハキハキした女性の声が電話から聞こえる。

今まで付き合った彼女の親とすら話したことがないのに、なぜセフレの親と私が話しているのか。

「今駅まで来ていて帰そうと思っているんですけど、彼女が母親と喧嘩をしていて帰りにくいと言っていまして…」

「いいです、いいです。関係ないので早く帰らせてください」

私が「そうは言っても…」と躊躇していると、「ところであなた誰ですか?」と確信を突く質問が飛び出てくる。

勿論、正直にセフレの関係だとは言えないので、「仲良くさせてもらってる友達です」と答える。

友人、ゴメン

その後母親は、「うちの子はすぐに嘘をつく」とか「彼氏の家を渡り歩く」とか「一人暮らしをしたいと言うわりに真面目に貯金しない」とか「口ばっかりで約束を守らない」とか、普段から溜まっているのであろう彼女の愚痴を私に延々と語りだした。

最初こそ「そうなんですか」と黙って聞いていた私だったが、セフレとはいえ、体の関係を重ねる中で多少の情は湧いてくるため、彼女を擁護する気持ちも出てきた。

「日頃の行いに問題があるのも分かりましたけど、彼女はもう20歳の大人なんですから、何でもかんでも上から押さえつけて管理しようとするのもどうなんでしょうか」

「彼女は結構優柔不断なところがありますけど、それはお母さんが彼女の話をちゃんと聞いてあげずに、彼女のことを全部決めつけてしまってるからじゃないですか」

気が付いたらセフレを間に挟んで、私とセフレの母親という電話越しの言い合いが始まっていた。

なぜセフレのためにここまで熱くなっているのかは分からないが、あんまり彼女のことを悪く言われるものだから、彼女に対する同情ではないが、放っておけない気持ちが出た。

結局20分ほど母親と電話をして、「家に帰ったら一方的に怒らず、彼女の話をちゃんと聞く」ということに納得してもらい、決着となった。

ただ、最後に「あなたの名前を教えてください」と反撃され、とっさに友人の名前を言う私。

この後、彼女をようやく電車に乗せ、帰らせることができた。

まとめ

まとめ(シュウジ)

今回はセフレの家出・母親とのバトルという、おそらく大半の人が巡り会わないであろう希少な経験をしたのでレポートにまとめてみた。

セフレを作ろうと考えている皆さん、面倒事はどこから降りかかってくるか分からないので、それを覚悟の上で楽しんでください。

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