8月某日、夜になっても暑さが続く真夏日に、筆者はJR渋谷駅ハチ公口へと降り立った。
この街はあまり好きではない。
JKビジネス界隈をうろつくと、秋葉原・池袋・新宿は馴染みがあるのだが、渋谷には良いイメージが無い。
『何かと厳しい街』という印象なのだ。
直後、数メートル歩いた時点で、スーツ姿に「警察」、「補導」などの腕章を付けた集団が目に入る。
夏休み真っ盛りである事から、主に未成年が羽目を外さない様に指導しているのだろう。
教師なのかPTAなのかはよく分からないが、筆者のテンションを下げるには十分な存在であった。
何故なら、これから向かおうとしている店は、待ち合わせ型の案内・ガイドサービスを提供する『渋谷de散歩』。
「女の子の年齢層が低い」との情報を事前に仕入れていたからだ。
なんだこれは?身代金の受け渡しでもするのか??

気持ちを切り替え、渋谷109方面へ足を運ぶ。
109に向かって左側の道玄坂を数十メートル進むと、指定された某ファーストフード店に到着した。
そこから『渋谷de散歩』に連絡を入れる。
マコト「もしもし、●●(某ファーストフード店)の前に到着したのですが…」
店員「そうですか。では……もう少し先のコンビニまで移動して頂けますか?」
(なんだこれは?身代金の受け渡しでもするのか??)
実は、最初に指示されたのはファーストフード店ではなかった。
場所をボカした状態で誘導され、ここに辿り着いたのだ。
この警戒心と非日常感が、先ほどの補導集団の存在も相まって、ムダに緊張させてくれた。
「あの!例のヤツですよね?」色白黒髪の美少女現る
5分ほど待っただろうか。
ふと1人の少女が目に入った。
彼女はスマホを片手に持ちながら、こちらに近付いて来る…。
?「あの!例のヤツですよね?」
マコト「…うん?」
やや不意を突かれ、返答に困ってしまった。
目の前に立つ少女は、柔らかいシルエットの服に身を包み、色白黒髪で清潔感がある。
そして何より幼い…可愛い子だった。
(例のヤツって…夏期講習とかじゃないよな??)
そう思わせるほど、良い意味で場と全くマッチしない発言だった。
少女は「みずき」と名乗った。
挨拶を交わし、これからどうするかを話し合ったのだが、いくら人通りが多いとは言え、客観的に見れば怪しすぎる組み合わせだ。
人目の無い所へ迅速に移動しなくては、リスクが大きすぎる。
コンビニの裏手には、ホテルが何軒か見えていた。
(ベストポジションじゃないか!)
そう思い、そちらに視線をやりつつ
マコト「どうする?もうそこでいい?」
と聞くと、
みずき「ごめんなさい、ホテルはダメなんです」
明るい声でそう断られてしまった…。
が、冷静に考えればもっともな話だ。
この状況でホテルに一直線などリスクしか無い。
しかし、カフェでお茶をする気分にもなれず、『とにかく個室に行かなくては!』と思いカラオケへ向かう事にした。
その途中に会話をするも、やはり速足になってしまう。
駅前に居たアイツラに本当に怒りを覚える。
16歳って言ってるけど、本当はもう少し若いんじゃ…??
カラオケボックスの個室に入り、やっと緊張から解放される。
それはみずきちゃんも同じらしく、リラックスした体勢で席に着いた。
マコト「そう言えば、歳…いくつ?」
みずき「16です!高2です」
何年ぶりだろう、ここまで18歳未満を確信させる子と出会ったのは。
(16歳って言ってるけど、本当はもう少し若いんじゃ…??)
そんな疑問を抱いてしまうほど、目の前に無邪気に座る彼女は幼く見える。
マコト「やっぱり、ホテルはダメなんだね…」
みずき「そうですね…ちょっと今は怖くて。ごめんなさい…」
マコト「あ~…補導とかが?」
と、駅前のアイツラに皮肉を込めて聞く。
みずき「それもありますし…その…。そういう事が怖いですね…まだ」
筆者は『補導が怖いからNGなんだな』と思い込んでいたが、みずきちゃんは少し事情が異なる様だ。
まだ働き始めて数日らしく、お散歩でホテルに入った事も無いと言う。
マコト「そうなんだ。いつもお話ししてバイバイって感じ?」
みずき「ん…まぁでも…「お金あげるから」って言われますね、毎回」
それはそうだろう。
こんなに幼い無防備な少女が目の前に居て何もしない客は、元からこの店には来ない。
緩やかで薄いスカート越しに見える、とても華奢な脚のシルエットが否応にも気持ちを盛り上げる。
マコト「え?じゃあ…アリな感じ?」
この辺りから、みずきちゃんは俯いて視線を外してしまう…。
無茶は禁物だが、交渉次第でどうとでもなりそうな雰囲気が漂う
マコト「オプション的なのはあるの?」
みずき「えっ…と。いえ…相場とかが分かんなくって」
今時、フル交渉のオプションなどもう存在しないと思っていた。
大抵は女の子同士で情報交換をして、「相場」を固めてしまうからだ。
しかし、この子は本当に店に入って間もないのか、相場を全く分かっていない。
マコト「じゃあ…適当に決める感じでいい?」
そう言うと、みずきちゃんはコクンと静かに頷いた。
正直、何をするかは一切決めていない…。
『大丈夫なのか?』と逆に不安になる。
静かに近付き、みずきちゃんの隣に座る。
肩に手を回してみるとやはり華奢で、少し力を入れるだけで簡単に引き寄せられる。
表情を見たかったのだが、ずっと下を向いていてイマイチ確認できない。
ただ、決して笑顔ではない事が見て取れ、それが更に意欲を増させてくれる。
不意にスカートが捲れ上がってしまい、慌てて直そうとする姿はたまらなかった…。
しかし…どうにも体に力が入ってしまっている。
顔の俯き加減も変わらず、会話もままならない…。
明るく声を掛けて緊張を解そうと試みるも、やはり体が硬直していてどうにも呼吸が合わない。
なるほど…この状況はホテルに居たら完全に逆効果だ。
嫌がるJKを半ば無理やり…という素晴らしすぎる状況に、一気にキメてしまいたい衝動に駆られる。
だが、現実的に考えて無茶は出来ない。
ここは潔く諦める事にした。
腰に手を回したところで、
マコト「まぁ、こうしてよっか」
と声を掛けると、みずきちゃんは安心したのか、今までの可愛い表情に戻った。
これ以上無理をするとただの犯罪レポートになってしまう為、今回は何もしなかったが、交渉次第でどうとでもなりそうな雰囲気が漂っていた。
『観光案内』の業態は、“相場を知らない10代”が集まりやすい
その後は好みの食べ物や芸能人の話など、本当に他愛もない話をして時間が過ぎた。
それなりに聞き手に回ったのが功を奏したのか、
みずき「すごく楽しかった!また絶対来てくださいね!」
と言ったみずきちゃんの笑顔が忘れられない。
マコト「他の子も皆カラオケとかに行くの?」
と聞くと…やはり
みずき「「気にしない子」はいますね」
との事で、性的サービスの有無までは聞けなかったが、極端に高額という印象は受けなかった。
古き良き時代には、リフレ店の個室でアンダーが水着で接客をしていた事もあった。
しかし、それは働く女の子からしても、何をするのかおおよそ想像がついてしまう。
『渋谷de散歩』は案内・ガイドという形態を取る事で、みずきちゃんのような“相場を知らない素の10代”が集まりやすい印象だ。
もちろん、何をするのかを理解した上で働き始めた女の子も当然いる。
そうした子とは、また違った意味で楽しめるのかもしれない。
逆に(客と)リアルに買い物だけをした子も居るそうで…まぁ、楽しみ方は人それぞれという事だろう。
繰り返しになるが、同店の少女と街をうろつきたいなら服装は考えた方が良い。
特にスーツなどは絶対に避けよう。
利用者の目的は様々なので一概には言えないのだが、アンダー店がドンドン地下に潜って行くと、客側も目的を果たそうとしてギラギラしてしまう。
今回は、本当に初期のJKリフレの様な「テキトーに話をして少しイチャつく」という懐かしい感覚を思い出した。
体の欲望は満たせなかったが、心の満足感は得る事が出来た!
まとめ

実は今回、『渋谷de散歩』の潜入に至るまでに数回の日程調整を要した。
人気のある女の子は空きが少なく、枠の埋まるスピードも早い。
特に前日から“売り切れ”となる子には、何かしらの需要があるという事だ。
当日の利用は、よほどタイミングが合わない限り難しい。
予約は必須と言える状態だ。
また、当日欠勤などが多く、予約をしていても前日や当日に変更される事があり、やや利用しづらいと言わざるを得ない。
時期的な要因があるのか、店も女の子もややピリピリしている印象を受ける。
夏休みなどの長期休み以外に利用するのが得策かもしれない(もっとも、閉店していなければの話だが…)。
いずれにせよ、渋谷de散歩は18歳未満の“純朴アンダー”と遊べる貴重な店舗と言える。
ただし、常に警戒や周囲の目に晒されている事をくれぐれも忘れないで欲しい。
無茶をしない範囲で楽しむ事を強くお勧めする。
なお、体の満足感を得られなかった筆者は馴染みのリフレ嬢の元に直行し、色々と遊んできた。
その話を後ほど記事にするつもりは……無い。