この記事では、ストリップ劇場に行った男達の体験談を2つ紹介する。
ストリップ劇場がどんな場所か知りたい・行ってみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてほしい。
体験談① 精神的に落ち込んだ俺が『ストリップ劇場』に行った結果wwwww

ちょっと色々ありまして。
精神的にドゥーンてなりまして。
夜の街に飛び出した去年の冬。
何もかも嫌になっちまった。
全てが嫌になっちまった。
『1人で飲もうかなー』、『キャバでも行こうかなー』ってやさぐれてたんですね。
そんで、ストリップ行ったんです。
この思考回路、狂ってますかね。
俺が女だったら、「簡単にヤれそう」って思われるんですかね。
正直、どんな所なのか興味はありました。
でも、イメージ的に「おじいちゃんが行く場所」って感じで、敷居が高かったんですね。
今回は思い切って、都内の某所にある老舗の『ストリップ劇場』に行ってみました。
これ、ガチですげー練習してんな
入口に入ると、駅で雑誌拾ってそうな素敵な紳士から
「4,500円になります」
と言われて料金を支払いました。
高いのか安いのか分からねえ。
「地下へどうぞー」
1階には軽く酒を飲めるスペースがあって、そこではおっさん達が団欒してました。
地下に降りて扉を開けると、スッポンポンの女性が脚を広げております。
その真ん前では、巨人の帽子を被ったおじ様(年齢・職業不詳)がカメラを構えていました。
「もっと、こっち見て」
おじ様はプロカメラマンのように指示を出しながら写真を撮ってました。
撮った後は、そのカメラをスッポンポンの女性に渡していました。
現像してから1階で渡されるシステムのようです。
観客席は20人くらい入れるでしょうか。
小さなステージをグルリと囲い込むような円形の座席。
そこには7、8人のお客さんが座ってました。
酔っ払って寝てるおじいちゃん。
焦点が若干合ってないおじさん。
すごく真面目そうだけど、ちょっと危険そうなおじさん。
特殊な人達だけが居ました。
(これはヤバイな)
そう思って1階に戻り、ビールを買い、それを飲みながら観ることに。
何か恥ずかしいので、後ろの席に座りました。
先ほどのスッポンポンさんは、
「ありがとうございましたー」
とステージから消えて行きます。
すると、おでこに冷えピタを貼ってるおじさんがマイクを持ち、
「続きまして、●●さんの登場です!!」
と紹介するとステージが真っ暗に。
ストリップ舐めてました。
マジでちゃんとした衣装着てパフォーマンスするんですよ。
アイドルみたいな衣装で今時のダンスを踊ったり、着物を着て妖艶な女をこれでもかと感じさせる舞いをしたり、コミカルなダンスを踊ったり、紅白みたい。
そんで、お客さんが合いの手入れたりしてるんですよ。
まるでアイドルの追っかけです。
客は少ないし、2人くらい寝てたけど、何と言うか。
『これ、ガチですげー練習してんな』
そう感じました。
身体もすんげー柔らかいし。
規模の小さいサルティンバンコ(シルク・ドゥ・ソレイユのサーカス演目)を観た気分でした。
ちょっと言い過ぎました。
でも面白かったです。
なんつーか、『俺も頑張ろう』って気持ちになりました
ストリップなので、段々脱いでいきます。
まぁ、20代後半か30代前半か分かんないけど。
身体鍛えてるわ。
腹筋縦割れしてるわ。
純粋に『綺麗だなー』って思いました。
ちょっと何か感動しちゃった。
客全然いないのにちゃんと踊るし。
でも、やっぱりニーズはそれだけじゃないんでしょうね。
丸いステージが少し上がって、ゆっくりと回り始めました。
スッポンポンのダンサーの方は、その上でポーズを決めています。
んで、各お客さんによく見えるように、医者に脅された患者みたいに股間を大きく開いてました。
お客さんは7、8人なもんですから、1人1人のお客さんの顔を見て、ニッコリ笑って開く。
楽しまないと失礼なんだろうけど、『ほほう!!!!』って感じにはなりませんでした。
まぁ、今さらね。
そこだけ見て興奮するとかね。
精神状態があまり良くなかったからなのか、『そっか……ありがとな…』みたいな感じになってしまいました。
でも、周りのお客さんも同じ。
「うっぉぉおっぉおぉ!!!!マン●ってこうなってんだーー!!!!!!」
こういう感じじゃなくて、皆
「うん、うん」
って孫の顔見るおじいちゃんみたいな表情でした。
寝てるじいさんの前でも、ちゃんと脚開いてたりとかして。
なんつーか、『俺も頑張ろう』って気持ちになりました。
人様の股間を見てそう思ったんです。
ストリップって本当は、心を勃起させる場所なのかもしれません。
体験談② ストリップ劇場で見かけた勇気ある男

あれは確か、まだ私が結婚する少し前のこと。
今考えても胸が熱くなる出来事だった。
当時、「京都のストリップ劇場が熱い」という情報を聞きつけ、好奇心旺盛な私は友人のS君と一緒にはるばる京都まで足を延ばした。
「とても人気がある」と聞いていたわりには、そのストリップ劇場は辺鄙な場所にあり、もう何十年も昔に建てられたであろう小屋は貧相な造りをしていた。
しかし一歩その小屋に入り込むと、薄暗い店内は立ち見客が出るほどの盛況ぶりで、『どこからこんなに湧き出てきたんだ』というくらいの野郎たちであふれ返っていた。
私たちも席に座ることができず、後方で立ちながらショーを観ることになった。
踊り子さんたちはとても綺麗な女性ばかり。
ダンスも妖艶でセクシーなものだった。
なんて勇気ある男なんだ
2時間半ほどのショーはあっという間に終盤にさしかかり、とうとう最後の出し物に。
ここで、売れない芸人のような司会者の男が言った。
「さぁ、それではラストのショーとなりました!皆様お待ちかねのまな板ショーでございます!」
まな板ショーとは、観客が踊り子さんと舞台でセックスするショーのことである。
名前だけは聞いたことがあったが、実際に見るのは初めてだった。
司会者は続けて言った。
「さぁ、それではまな板ショー、ご希望の方はいらっしゃいますか!?」
私は固唾を呑んで観客席を見廻した。
数人の男たちがパッと手を挙げた。
そして一呼吸おいてから、
「はい!はい!はい!!」
元気のいい声で1人の男が声を上げた。
その男は20代後半で小奇麗な服装をした普通の男だったが、とても自信満々な感じに見えた。
(なんて勇気ある男なんだ)
結局10人ほどの男が立候補した。
舞台にはじゃんけんで勝った1人が上がれるという。
私は先程の元気のいい男に注目した。
(あの男面白そうだな、じゃんけん勝たないかな)
私の思いが通じたのか、その男は順当に勝ち進み、最後の2人とのじゃんけんも簡単に勝利した。
「よっしゃーーー!!」
男は喜びを爆発させ、そのまま司会者に導かれながら舞台に上がった。
なんてアンバランスなんだ!
舞台では、相手役の踊り子さんがパンツ1枚の姿で待っている。
「それじゃあ早速洋服を脱いでもらいましょうかね!」
司会者が促すと、その男は堂々と恥ずかしげもなく、あっという間にトランクス1枚になった。
「さあ、それでは後は踊り子さんにお任せいたしますのでよろしくお願いします」
そう言うと司会者は隅のほうへ引っ込んでいった。
観客が固唾を呑んで見守る中、その男は踊り子さんにトランクスを脱がされた。
次の瞬間、観客席からどよめきの声が上がった。
(何があったんだ!?)
後方から見ていた私は、すぐには状況が呑み込めなかった。
踊り子さんの顔を見ると、なぜか苦笑いを浮かべている。
私は男の下半身に注目した。
(なんという事だ。ちんこがない。ちんこが付いてないじゃないか!)
全く意味がわからない私は、再度じっくり彼の股間を凝視した。
するとそこには、小指よりもまだ小ぶりな感じの、皮を被ったちんこがひっそりと存在していた。
(あんな堂々としている男にこんなひょろひょろのちんこが!なんてアンバランスなんだ!)
私は踊り子さんの裸を見るどころの話ではなくなっていた。
観客のどよめきが一段落つき、踊り子さんがその男にコンドームを被せようとした。
その瞬間、男が「あぅーーー」と奇声を発した。
(今度はなにがあったんだ!!)
観客席がまたざわついた。
踊り子さんを見る。
なぜか爆笑している。
前方の客席からも笑い声が聞こえた。
どうやら男は、ゴムを被せられる時の刺激でイッてしまったようだ。
(お前、何しに舞台あがっとんねん!!)
私は心の中でつぶやいた。
その夜、大阪のミナミに戻った私は、行きつけのファッションヘルス「リッチドールパート2」のお気に入りの優子ちゃんに、
「俺のちんこどうなの?大きいの?どうなのよ?」
と何度も何度も訊ねてしまった。
まとめ

ストリップ劇場には、エロいパフォーマンスを楽しめる場所というイメージを持っている方が多いだろう。
しかし実際は、ダンスのテクニックや迫力から、芸術的に感動させられることも多い。
体験談①の「心を勃起させるもの」という表現も、あながち外れていないのかもしれません。
それはそれとして、まな板ショーで美人踊り子とセックスしてみたいものだ。